性嫌悪症の女性が増加中!!
性の悩みついては、男性であっても、女性であっても、なかなか周囲に相談しにくいものです。
よく性の悩みとして挙がるのはセックスレスです。
結婚して日が経てば、年齢を重ねたり、子供ができたり、男性の浮気が原因であったりなど、いろいろな原因でセックスレスは起こります。
しかし、これらの原因以外で、ここ数年の間に「性嫌悪症」が原因でセックスレスになったという人が増加しています。
この「性嫌悪症」とはどのようなものなのでしょうか?
また、どのようなことが原因で「性嫌悪症」なったり、克服したりすることはできのでしょうか?
性嫌悪症とは?
「性嫌悪症」とは性的な行為や表現に対して、非常に強い嫌悪感を抱くことです。
その症状の具合は人によって様々です。
ほとんどの女性は、下ネタを言う男性に嫌悪感を持ちます。
しかし、好意を抱く男性であれば、多少の下ネタを言われても気にはならないですし、好意を抱く男性相手であれば、女性でもセックスをしたいと思うこともあるでしょう。
ですが、「性嫌悪症」の場合は誰が相手でも、どんな状況であっても関係ありません。
性的な行為、表現そのものに嫌悪感を持ってしまうのです。
なので、どんなに好きな男性が相手であっても、セックスができない状態であるため、恋人関係や夫婦の間では大きな問題となってしまいます。
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性嫌悪症の原因は先入観
性嫌悪症になる原因は様々ですが、多い理由は先入観です。
テレビなどで、男性の性器や、性行為などを汚い物、いけないことと印象付けてしまうような表現があったりします。
しかし、これらの表現は実際に男性と接することで本当は汚いものではない、いけないことではない、または、好きな男性とであれば平気なことであるなど、ということを知ることができます。
ですが、男性と接する機会がないまま大人になると、その男性の性器や、性行為などを汚い物、いけないことという印象が固まってしまいます。
一度、心理の奥底で固まった印象を覆すことは困難です。
この先入観から抜け出すことができないと性嫌悪症になってしまいます。
性嫌悪の原因はトラウマ
また、性的な虐待などの性に対しての強烈なトラウマから性嫌悪症になる人もいます。
セックスのときに嫌な思いがフラッシュバックしてしまって、恐怖や不安の感情から行為に至ることができなくなります。
また、虐待などの強烈なトラウマでなくても、初エッチのときに嫌な思いをしたりすると、もうエッチはしたくないと思うことから、自分からセックスを遠ざけようとする心理が働きます。
長い間、セックスをしていないと次のセックスを不安に思ってしまい、この不安が大きくなると、自分から性を遠ざけるために性嫌悪の感情を持つようになります。