人気の黒猫キャラクター
漫画やアニメに登場する黒猫キャラクターは大勢いますよね。ここからは、そんな可愛らしい黒猫キャラクターをピックアップしてご紹介していきます。
親子猫【ヤマト運輸】
カタカナで「クロネコ」と書けば、多くの人がヤマト運輸の「クロネコヤマトの宅急便」を思い浮かべるでしょう。黒い母猫が、同じく黒い仔猫を加えている姿は、印象的ですね。
この親子猫のキャラクター原案は、デザイン担当社員の娘のラクガキ。当時6歳の女の子が書いた黒猫のイラストが60年近く経った今も採用され続けているなんて、素敵ですね。
CHOKOCAT(チョコキャット)【サンリオ】
CHOKOCAT(チョコキャット)は、サンリオの黒猫キャラクター。水色の首輪をした、全身真っ黒のオス猫で、元気いっぱいの明るい性格をしています。
ルドルフ【ルドルフとイッパイアッテナ】
斉藤洋さんの児童文学「ルドルフとイッパイアッテナ」の主人公、黒猫のルドルフ。挿絵イラストは杉浦範茂さんが担当しています。アニメ映画やビデオアニメになっているので、知っている人も多いでしょう。
トラックに乗って遠く離れた土地で迷子になってしまった、元飼い猫のルドルフ。周囲のノラ猫たちから知恵を学び、飼い主の元へ帰ろうとする、けなげで賢い黒猫です。
にゃー【Ne-net】
デザイナー・髙島一精さんが生み出した黒猫キャラクターのにゃー。ファンの要望を受けてキャラクターとして独立し、今では単体でグッズが作られるなどしている人気キャラです。
黒猫のシルエットに、目玉・鼻・ヒゲ・口が白く描かれただけのシンプルなルックスで、2本足で立っています。同様のモノクロトーンで、ウサギや犬、ネズミや牛などの動物キャラクターも登場しています。
FELIX THE CAT (フィリックス・ザ・キャット)【アメコミ】
世界的に有名な猫のキャラクター・フィリックス。顔が白いので、厳密には黒猫ではありませんが、体の大半は黒いです。
アメリカで放送された白黒のサイレントアニメが元で、日本でもお菓子のパッケージや名前で知っている人も多いでしょう。2本足で立ち、人間のような仕草を見せるキャラクターです。
アメリカ生まれのフィリックスですが、実は、ドイツのオス猫名前ランキングで常に上位にある名前です。
靴下にゃんこ【SAN-X】
たれぱんだでやリラックマ、すみっコぐらしで有名なSAN-X社が生み出した、黒猫キャラクター・靴下にゃんこ。黒猫で、前脚の先に靴下を履いています。
猫に対して「靴下を履く」という表現は、体全体は黒なのに足先だけ白い猫の様子を表す言葉です。しかし、この靴下にゃんこは本当に靴下を履いているという設定になっています。
ジジ【魔女の宅急便】
黒猫キャラクターとして、おそらく日本で1番有名なのが、スタジオジブリの映画「魔女の宅急便」に登場するジジでしょう。
主人公・キキと共に故郷を離れて魔女修行に付き添うオスの黒猫で、作中では他のメス猫との間に恋を実らせ仔猫が生まれています。
作品の前半部分では人間のように喋りキキと会話していましたが、後半では、その声はキキに届かなくなります。キキの魔女としてのスランプや成長を客観的に感じさせる、重要なキャラクターです。
シャノワール【洋菓子屋マスコット】
全国展開する洋菓子屋・Chatnoir(シャノワール)のマスコットキャラクターである、シャノワール。フランス語で「chat」は「猫で」「noir」は「黒」なので、「Chatnoir」は「黒猫」という意味があります。
ヨーロッパでは、黒猫は幸運を呼ぶとされている縁起の良い猫であるため、お店の名前とキャラクターにしたという由来があります。