「ゆうき」のイメージ
「ゆうき」という言葉を聞いて、まず「勇気」を思い浮かべる方が多いかもしれません。そのように、「ゆうき」は男の子の名前として親しまれてきましたが、近年ではその名前の響きと使える漢字のバリエーションの多さから女の子の名前としても人気が出てきました。
優しいイメージがありながら、同時に芯が通ったかっこいい女性に育ってほしいという願いを込められる「ゆうき」という名前。ひらがなで名付けるのはもちろん、名前に込めたい願いに合わせて漢字を採用して名付けるのもおすすめです。
今回は、「ゆうき」という女の子の名前の漢字での名付け方と、その漢字ごとのイメージや由来について合わせてご紹介していきます。生まれてくる女の子に「ゆうき」と名付けたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
愛に溢れたイメージの『佑』を使った女の子の名前
『佑』という漢字は「ゆう」と読むことができる名前として非常に親しまれている漢字のひとつです。男の子・女の子のどちらにも使いやすいでしょう。
漢字の意味:人を助けること
『佑』には人を助けるという意味・由来があります。そこから、「人を助けられるような優しく、慈悲深い心を持った人に育ってほしい」という願いを込めて、『佑』を使って「ゆうき」という名付けをすることができます。
【漢字2文字】
佑希、佑季、佑己、佑稀、佑樹
佑生、佑紀、佑綺、佑葵、佑喜
以上のように、『佑』は「ゆう」という読みが一般的なので「き」と読むことができる漢字と組み合わせて「ゆうき」と名付けることができます。可愛らし過ぎない、性別にとらわれないすっきりとした名前を名付けたい方におすすめの名前です。
穏やかなイメージの『優』を使った女の子の名前
生まれてくるお子さんに優しい子に育ってほしい、と思っている親御さんも多いことでしょう。その優しい心を持って育つことを願う上で定番とも言える漢字が『優』です。
漢字の意味:淑やかで心やさしいさま。他よりもすぐれているさま。
また、『優』は心優しいイメージの他に、「優(すぐ)れる」という読みもあるように、人よりもすぐれた人格や才覚を意味する言葉でもあります。頭が良い、社会で苦労しない子に育ってほしいと願う意味でも『優』はおすすめの漢字です。
【漢字2文字】
優希、優来、優己、優稀、優祈
優月、優紀、優公、優葵、優喜
優絆、優綺、優規
『優』を使った「ゆうき」という名前は、男の子でも非常に人気が高い名前です。その柔らかいイメージから女の子の名前としても使いやすいでしょう。ただ、字面だけ見て男の子だと間違われるのが気になる方は、「葵」など女の子らしい漢字を組み合わせると良いでしょう。
落ち着きのあるイメージの『悠』を使った女の子の名前
落ち着きがあり優しいイメージの強い『悠』を使った「ゆうき」という名前も必見です。『悠』という漢字は近年の子どもの名付けランキングでも上位に食い込む人気の高い漢字ですね。音の響きや読みやすさも、人気の理由のひとつでしょう。
漢字の意味:ゆったりと流れる清らかな水面。心落ち着いた様子。
『悠』は、もともとは美しい水辺の様子を表す言葉でした。そこから転じて、ゆったりとした、落ち着きのある様子を意味する漢字となりました。「悠然」「悠々自適」などの言葉にも使われている言葉ですよね。
【漢字2文字】
悠伎、悠旗、悠杏、悠葵、悠喜
悠希、悠来、悠己、悠稀、悠祈
この『悠』を使った「ゆうき」という名前にも非常に幅広いバリエーションがあります。落ち着いていてどんな状況でも慌てない様子を意味する言葉なので、大人になっても名乗りやすい、すっきりとした印象の名前として捉えられます。
美しいイメージの『姫』を使った女の子の名前
ただ、女の子に「ゆうき」と名付けると「男の子に間違われるのでは?」と思う方もいるでしょう。そこで、「ゆうき」という名前に女の子ならではの漢字である『姫』を使うというのも名付け方のひとつです。
漢字の意味:高貴な女性。美しい女性。
『姫』には「プリンセス」としての姫という意味の他に、上品で高貴な女性、美しい女性としての意味合いも含まれているので、まさに美しい女性に育ってほしいと願っている親御さんにぴったりな漢字です。
【漢字2文字】
佑姫、優姫、侑姫、勇姫、友姫
夕姫、悠姫、憂姫、有姫、柚姫
祐姫、結姫、裕姫
『姫』はそのまま使うと可愛らしすぎるイメージの名前にもなってしまいますが、「悠」「裕」など男の子にも使われている漢字を使うことで、強さも感じられる女の子にぴったりな名前にすることができます。
高貴なイメージの『妃』を使った女の子の名前
同じく、女の子らしいイメージの「き」と読む漢字として『妃』も挙げられます。美しく高貴な女性のように、優れた才覚を持つ女性に育ってほしいと考えている方におすすめしたい漢字です。
漢字の意味:位の高い女性。皇族・王族の女性。
このように、『妃』は特に位の高い女性を意味する言葉です。将来的に『妃』のように気品溢れる、豊かな人生を送れる女性に育ってほしいという願いを込めて、『妃』を使って「ゆうき」と名付けるのも素敵ですね。
【漢字2文字】
佑妃、優妃、侑妃、勇妃、友妃
夕妃、悠妃、憂妃、有妃、柚妃
祐妃、結妃、裕妃
『妃』という漢字についても『姫』同様に、あまり女の子ならではというイメージの少ない「ゆう」と読む漢字と組み合わせて名付けることで、素敵なイメージの名前にすることもできます。基本的に込められる願いは『姫』と近いものがあるので、字画数でどちらを選ぶか決めることもできるでしょう。