面白いヤクザ映画が知りたい!
ヤクザとは一般人とは違った世界を生き、私たちからはなんだか怖いといった印象を受ける世界の人たちです。そんなヤクザの世界では義理と人情が昔から大切にされているとされ、そのため様々なドラマが巻き起こっています。
そんなヤクザの世界を描いたヤクザ映画には、私たちが決して足を踏み入ることのないであろう世界が広がっており、ついつい引き込まれてしまう何かがあります。
これまでにそんなヤクザの世界に関する映画は多く撮られてきましたが、そんなヤクザ映画の中からオススメのヤクザ映画をご紹介していきたいと思います。
面白いヤクザ映画ランキング30選
昔から私たちの間で親しまれてきたヤクザ映画には、どのような映画があるのでしょうか。有名な監督が撮った映画や人気俳優が出演している映画など、私たちの知らないヤクザの世界を描いたヤクザ映画のオススメをランキング形式でご紹介していきます。
第30位:昭和残俠伝
高倉健が主演を演じ、1965年〜1972年のヤクザ映画最盛期において全9作も製作された同時の大ヒット映画です。
終戦直後の日本が舞台となり、浅草の神津組を引き継いだ高倉健演じる清次が神津組と敵対する組織である新誠会に次々に邪魔をされていきます。そんな中、新誠会に仲間を殺されシマを荒らされた清次がついに立ち上がっていきます。
ヤクザの世界における芯を熱く貫き通すその姿につい引き込まれてしまう内容の映画となっています。「背中で泣いてる唐獅子牡丹」といった有名な言葉が生まれました。
第29位:網走番外地
高倉健の初期の代表作としても有名なのが網走番外地です。1965年にその第1弾が発表されると以後10作のシリーズを展開することとなる大ヒット映画となりました。さらにその後には「新網走番外地」と名前を新たに8作ものシリーズを展開しています。
人を斬ってしまった罪で囚人となってしまった橘真一(高倉健)は刑務所内でも度々問題を起こしてしまいます。しかし罪を犯したことも刑務所内でもトラブルも全て義理を通した結果が招いたものでした。
そんな中、母の危篤を知らされた橘真一は脱獄を図ることになります。刑期が終わる直前に母を想って脱獄していく姿につい胸が熱くなってしまいます。
第28位:人生劇場 飛車角
ヤクザ映画全盛期において高倉健と並びヤクザ映画界のスターとされた鶴田浩二の出世作としても有名な作品です。
遊女のおとよと駆け落ちした飛車角(鶴田浩二)は義理を通したことで人を刺し殺してしまうこととなります。その罪で投獄された飛車角ですが、その間におとよは宮川(高倉健)と結婚してしまいます。出所後宮川が殺されたことを知り、その敵討ちへと向かっていきます。
ヤクザと恋愛が入り混じりながらも、義理を貫く姿につい引き込まれてしまいます。
第27位:緋牡丹博徒
高倉健や鶴田浩二らと並び、ヤクザ映画界のスターとされた藤純子が主演を演じたことでも有名な映画です。
藤純子演じるお竜は「緋牡丹のお竜」と呼ばれ、その背中に緋牡丹の刺青を背負った女賭博です。そんなお竜は父の仇を討つために全国の賭博場を回る旅を続けていました。そんな中一人の男に助けられたことから物語は大きく動き出すこととなります。
女性としてヤクザの世界を生きるその姿がとてもクールな映画となっています。
第26位:無頼人斬り五郎
主演に渡哲也を迎え、実録物のヤクザ映画の先駆けとして話題となった映画です。
ホテルにて働いていた五郎(渡哲也)は元ヤクザであり前科者ということでホテルをクビになってしまいます。その後次々とヤクザに友人を殺されていってしまう五郎がついに単身ヤクザの組に殴り込みをかけていくといったストーリーとなっています。
生きているだけで様々なトラブルに巻き込まれてしまう五郎の姿に胸の痛む作品となっています。
第25位:仁義の墓場
深作欣二が手がけた実録ヤクザ映画として有名な作品です。
戦後の日本においてその名を全国に轟かせた石川力夫という実在の人物の人生を描いた作品となっています。敵対する組を壊滅させたり残虐なその正体を持ちながら、刑務所での生活や麻薬中毒によりその人生は破滅の道へと向かっていくこととなります。
第24位:冬の華
高倉健が主演を務めた1987年に公開されたヤクザ映画です。脚本を倉本聰が手がけたことでも話題となった映画です。
とある暴力団の幹部が主人公となり、その男をめぐった人間ドラマが描かれています。意見の対立から弟分を殺害してしまった加納秀次(高倉健)が刑期を終え出所します。陰ながら娘の成長を見守る加納秀次でしたが、組長の敵討ちのため、娘に別れを告げることとなります。