「ゆう」と読む名前の漢字77選！男の子・女の子向けの名前もご紹介

「ゆう」という名前は男女ともに使える名前として人気です。その理由は名前が持つ優しい響きと、呼びやすい2音の名前という点にあります。

特に「ゆ」で始まる優しい雰囲気の名前は男の子の名前として人気が高く、「ゆうと」「ゆうま」などの名前が人気ランキング上位に入っています。

また「ゆう」の名前は響きは穏やかですが、使う漢字によって優しさだけでなく、たくましさも表せるのが大きな魅力。例えば「勇」「雄」を使えば力強さ、「友」「結」を使えば人とのつながりを表せるなど、漢字次第でさまざまなイメージを持たせることができるのです。

ではこの後「ゆう」の名前について、詳しくご紹介していきます！

「にんべん」と「右」を組み合わせた『佑』は、「人を助ける」という意味を持つ漢字。『佑』は「人を助けられる、強く優しい人物に育ってほしい」「互いに助け合える友に出会えるように」などの思いを込めて、名付けに使われます。

『佑』を使った「ゆう」の名前の例は次の通りです。
　男の子：佑生、佑宇、勇佑、唯佑
　女の子：佑友、佑羽、佑雨、佑萌

「宇宙」や「勇敢」のモチーフは男の子の名前によく合います。「羽」や「萌」のふんわりしたイメージは、女の子にピッタリですね。『佑』1文字で「ゆう」と読む名前でもOKですよ。

漢字の『侑』も「人を助ける」という意味ですが、『侑』の右側の部分「有」は「右手に持った肉」を表すことから、『侑』には「自分のものを分け与える」「食事などを助ける」というニュアンスが生まれました。

『侑』を使った名前には「思いやりの心を持つように」「社交的で優しい人に育ってほしい」などの思いが込められます。

「ゆう」の名前に『侑』を使った例は、以下の通りです。
　男の子：夕侑、侑宇、侑於、侑優
　女の子：侑友、侑羽、侑兎、結侑

他にも多くのパターンがありますが、「人への優しさや友愛の情を持ってほしい」という場合は、「優」「友」「結」などの漢字と一緒に使ってみてはいかがでしょうか。

『優』の漢字から連想するのは、何といっても「優しさ」でしょう。『優』は「優しい心」「おおらかさ」を願って使われる漢字で、男女ともに高い人気を維持しています。

また『優』は「優秀」「優劣」のように使われることから、「優れている」という意味にもなります。「ユウ」以外にも「すぐる」「まさる」などの読み方があり使い勝手も良いので、赤ちゃんの名付けにおすすめの漢字です。

「ゆう」の名付けに『優』を使うと、以下のようになります。
　男の子：優友、優生、優佑、優樹
　女の子：優布、優卯、優羽、優胡

名前に穏やかな雰囲気を出せる『優』は、どんな漢字とも合わせやすいですよ。

『勇』は「いさむ」「たけし」などの読み方で、特に戦時中の男の子の名前に使われてきました。現在は「ユウ」「ハヤ」などの読み方も登場し、「力強さ」や「たくましさ」を表す漢字として使われ続けています。

『勇』を使った「ゆう」の名前の例です。
　男の子：勇、勇佑、勇羽、勇宇
　女の子：勇

『勇』を使った名前には男の子のイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし芸能界ではタレントの相原勇さんや女優の信江勇さんなど、『勇（ゆう）』という名の女性が活躍しているんですよ。

「右手」を表す「又」が2つ並んだ様子が手と手を取り合う姿を現すことから、『友』の漢字が生まれました。今では「ともだち」を意味する漢字として、当たり前に使われていますね。

『友』を使った名前には、漢字のイメージ通り「友人に恵まれるように」「友達を大切にする人に育ってほしい」などの思いが込められます。

「ゆう」の名前に『友』を使ったパターンは、次の通りです。
　男の子：友生、友佑、友宇、柚友
　女の子：友、友羽、結友、友優

『友』は男女ともに使いやすいので、漢字の組み合わせを工夫して男の子らしさや女の子らしさを出すと良いでしょう。