喫茶店、食堂、ホテル、料理店などで食卓の用意や給仕のサービスを行うのが飲食物給仕の仕事です。簡単に言うとウェイトレスのことを指します。
お客さんからオーダーをとることや、注文された料理を運ぶなどの作業はもちろん、時には裏方に回り皿洗いなどもお手伝いするのが特徴です。
特別な資格がいるわけではないので、初めてのアルバイトや副業として選ぶ女性が大勢います。主な仕事は接客業になるので、人と触れ合う仕事が好きな人に向いた職業です。
14位:図書館司書・学芸員
図書館司書という言葉はあまり馴染みがありませんが、要は図書館で本の貸し出しの受付をしてくれる人のことを指します。
仕事内容はそれだけでなく、資料の選定、本の発注、本の管理、イベント企画など本に関するさまざまな業務を担当するのが特徴。この図書館司書には資格が2つあり、どちらも国家資格に認定されています。
そして同率で人気なのは、博物館、美術館、水族館、動物園などで活躍する学芸員です。図書館司書と同じように資料の選定や保管をはじめ、展示や研究、来館者への対応なども行うのが学芸員の仕事です。
学芸員として働くには専門的知識が必要なので、こちらも国家資格が必要となります。
13位:視能訓練士・言語聴覚士
視能訓練士という仕事は聞き慣れないという人も多いかもしれません。視能訓練士を簡単にご説明すると、子供からお年寄りの全ての人の目を健康に保つ業務を行います。まずは目の状態を把握するために検査し、必要であれば視能訓練を行うのが特徴です。
そして同率で人気なのは、病気や障害でうまく「話す」「聞く」ことができない人の訓練を行う仕事をする言語聴覚士。口の訓練なので、同時に「食べる」「飲みこむ」といった動作も訓練で行うこともあります。
視能訓練士や言語聴覚士は専門的な知識が必要となるので、国家資格を必要とする職業の一つです。
12位:受付・案内係
企業や病院、商業施設、金融機関といったさまざまな場所で来訪者におもてなしをするのが受付や案内係の仕事。
まずは爽やかな笑顔で来訪者を迎え入れ、その人に合わせた丁寧な対応が求められます。受付の印象でどんな企業なのかを把握することもできるので、いわゆる「企業の顔」と呼ばれるのがこの受付・案内係業務なんです。
女性にとって花型の仕事ではありますが、来訪者に適切かつ丁寧な対応ができれば特別な資格や学歴は必要ありません。だからこそ魅力的に感じる人も多いのでしょう。
11位:接客社交従事者
お客さんを接待して飲食させるのを目的とした職業は接客社交従事者と言います。あまり聞き慣れない言葉ではありますが、要はナイトクラブなどで働くホステスを想像するとわかりやすいでしょう。
女性が多く活躍するナイトクラブは、キャバクラやスナック、キャバレーなどが有名です。お客さんとコミュニケーションをとるのはもちろん、お客さんの目の前でダンスなどのショーをすることもあります。
この接客社交従事者になるには特に資格は必要ありません。ただ、お客さんに喜んでもらうための職業なので愛嬌は必須と言えるでしょう。
10位:訪問介護
介護を必要とする人の自宅へ行き、身の回りのお世話をするのが訪問介護という仕事です。普通の介護と大きく違う点は、直接自宅へ行き介護作業に携わる点と言えます。
介護を必要とする人にとって、住み慣れた自宅で介護を受けられるのは安心感に繋がります。介護される側のストレス軽減になれば、その家族の負担も少なくすむので利用者はとても多いです。
しかし高齢者人口が増え続けていることもあり、従事するスタッフが足りないというのが現状。だからこそ、就職後に資格取得支援制度を設けている企業も多くあります。これなら介護の資格がない人でも安心して就職することができますね。
9位:音楽の個人教師
学校の音楽の先生とは違い、個人的に音楽を教える仕事も女性から人気です。女性なら幼い頃にピアノや歌を習いに行っていたという人も多いでしょう。その経験を活かし、大人になってから子供たちに音楽を教える個人教師となる人も大勢います。
音楽塾を開く人もいれば、生徒の自宅へ直接出向き指導するという人もいるのが特徴です。生徒の自宅へ出向くという手間はあるものの、毎日忙しい大人もレッスンを受けることができるのでとても重宝されます。