【ハッカ油の使い方】暑い夏に爽快感を!
うだる暑さの救世主、北見のハッカ油オイルがエンプティ……!! pic.twitter.com/7Zs9Q9B7NJ
— コナリミサト (@konarikinoko) June 16, 2020
ムシムシとした暑さが続くと体も心もバテてやる気が減退してしまいます。毎年のように最高気温が更新されて、例年とは異なる暑さ対策をしたいと考えている人も多いでしょう。
そんなあなたにおすすめなのが『ハッカ油』です。天然由来の成分なので身近なものにつけても安心。スースーとしたメントールの効果で清涼感を感じることができますよ。しかも、冷感効果だけでなく、除菌や消臭、防虫、リラックス効果など様々な利点が溢れています。
ただし、ハッカ油は濃縮された成分なのでむやみに振りかけることは禁物。今回は、ハッカ油の正しい使い方や注意点、身近な用法と効果について紹介します。
ハッカ油はドラッグストアでも気軽に購入できます。便利な効果と使用方法を覚えて暑い夏を快適に乗り切りましょう!
マスク×ハッカ油で話題に!
暑い夏のマスクは汗や蒸れで使い心地が悪いものです。ハッカ油はそんな夏のマスクのつけ心地を改善してくれると話題を呼んでいます。
ハッカ油は、以前から夏の蚊に対する防虫効果やひんやりとした清涼感を与えてくれるオイルとして、密かなブームとなっていました。今期はマスクに対する清涼効果でSNSやメディアで大きな注目を集めています。
ハッカ油自体が熱中症対策になるわけではありません。しかし、特有のスースーとした清涼感によって、気分が変わり、暑さを乗り切ることができるでしょう。
外出でマスクを欠かすことができない人の救世主にもなるハッカ油。未体験の人もこの機会にハッカ油の使い方を確認して試してみてくださいね♪
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ハッカ油って何?ミントとは違うの?
ついにハッカの時代が来たか!
— わく (@waku_111) June 15, 2020
これは、お父さんが作ってるオーガニック和ハッカ油。
北海道滝上産!!
日本では和ハッカの生産の90%を滝上町が占めてるんです!
滝上の数少ない自慢だぁぁああ!
#ハッカ油万能説 pic.twitter.com/GDaMxAIVNF
スーっとした香りがひんやりと涼しげなハッカ油。ハッカ油の香りを「ミントの香り!」と答える人も少なくありません。けれど名前が異なるので同じものなのか疑問に感じている人もいるでしょう。
正しく理解した上でハッカ油を使用するために、ハッカ油とミントの関係について確認しておきましょう!
ハッカ油は日本のミントから精製したオイル!値段は?
ハッカ油はミントの中でも日本の在来種である「和ハッカ」を原料として生成されたオイル(=精油)です。アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルと同じものと考えてください。
驚くべきはメントール成分の含有率です。和ハッカのメントール含量は70~90%もあります。アロマテラピーで使用されることの多いペパーミントは50~60%、ガムなどの食品に使用されることの多いスペアミントは0%なので、同じミントの中でも清涼感が高いことが頷けます。
値段は100円ショップで購入できる商品から、百貨店や専門店で販売される商品まで幅広くあります。値段に生まれる差は、産地や品質に関わるので注意して確認してくださいね。
天然成分100%のハッカ油は20mlで2000円以上する商品が一般的です。国産の希少なミントを使用しているため、少々値段が張るのも仕方ありません。
安値で販売される商品は、外国産のミントが使用されていたり合成成分が入っていたりするものが多いようです。合成成分が含まれていると、効き目は弱くなります。
ハッカ油を効果的に使用したいのなら、バッチリ効き目が保証される天然成分100%のハッカ油がおすすめです。
ハッカ油の読み方は?英語では?
ハッカ油は「はっかゆ」と読みます。
和ハッカの英語の学名は「Mentha arvensis」です。ペパーミントは「Mentha piperita」、スペアミントは「Mentha spicata」と呼ばれます。
いずれも同じミントでシソ科に属する植物です。ミントは交雑しやすいので、分類するとたくさんの種類があるそうです。
またハッカ油は、ハッカの香りを抽出するために、乾燥させた葉を水蒸気蒸留して生成されます。
【ハッカ油】使用上注意すべき7つのこと!
ハッカ油はとても濃縮された液体です。正しい使い方を守らなければ体に害を及ぼす可能性も考えられます。
ここからはハッカ油を使用するときに欠かせない重要な注意点を7つ説明します。安全にハッカ油を使用するために必ず確認して理解しておきましょう。
①水・エタノールで薄める必要がある!
天然成分100%のハッカ油を原液のまま使用することは危険です。ハッカに含まれるメントール成分は、濃度が37.6%以上あると肌荒れを起こす可能性があるといわれています。
肌に直接つけると刺激によって痛みを伴う可能性があります。環境に吹きかけることで、目や目の粘膜周辺に付着して刺激を伴う恐れがあります。
素材によっては変色する恐れもあるので、家具や布製品への付着にも注意が必要です。ハッカ油を使用するときは水や無水エタノールで希釈して使用するようにしてくださいね。
基本的なハッカ油スプレーの作り方はこの記事の中で後ほど説明しています。