歴史上の女性人物の名前は古風で素敵♡
子供に名前をつけるということには、色々と頭を悩ませることも多いかと思います。そこでおすすめしたいのが、歴史上の人物の名前を参考にするということです。今回はそんな歴史上の人物の中でも女の子にぴったりな名前をご紹介していきます。
歴史上の人物には日本らしい和風な名前が多く、奥ゆかしさを感じることができる素敵な名前が多く存在しています。そんな歴史上の人物の名前の例や、歴史上の人物の名前を使うことで意識したいポイントなどをまとめていきたいと思います。
女の子におすすめの歴史上の女性人物の名前15選!
まずは女の子につけたい歴史上の人物をそれぞれご紹介していきます。歴史上の人物の名前はその響きが古風で素敵な名前が多く存在します。また、情勢としてその名を歴史に刻んでいるという偉業を成し遂げた人物でもあります。
そんな歴史上の女性について、その人物がどのような人物なのかといったこともまとめていきたいと思います。歴史上においてその名を刻んでいる女性とはどのような人物なのでしょうか。
卑弥呼(ひみこ)
歴史の授業などでもその名前をよく耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。日本における遠い昔に邪馬台国の女王となっていた人物が卑弥呼です。当時の中国である魏に使いを送り、魏の皇帝から親魏倭王との称号を受けたことでも有名な人物です。
女性として当時の日本のトップとなり国を治めていた卑弥呼。そんな人物の名前を参考にすることで、卑弥呼のように将来大成できるような才能溢れる女の子に育っていってくれるでしょう。
寧々(ねね)
豊臣秀吉の妻として、大河ドラマを始め様々なドラマや映画にも登場していることから有名となってる人物が寧々です。当時はまだ若く成功を収めていない豊臣秀吉は、結婚当時は寧々の家より身分も地位も下でした。
そんな豊臣秀吉の元に嫁ぐということは当時の価値観で考えたときに、相当な覚悟と度胸がいたことでしょう。さらに寧々は76歳でその生涯を閉じましたが、当時の平均寿命からするととても長生きした人物と言えるでしょう。
そんな寧々のように、度胸を持った健康的な女性に育って欲しいといった願いを込めることができるでしょう。
また、寧々という名前は現代においても可愛らしさを感じることができる名前であり、歴史上の人物を参考にする際にも現代のネーミングの感覚としても抵抗なく取り入れることができる名前ではないでしょうか。
帰蝶(きちょう)
大河ドラマ「麒麟が来る」では川口春奈がその役を務めたことでも有名な歴史上の人物となっています。また別名としての「濃姫」という名は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。帰蝶は歴史的にも有名な織田信長の妻となった人物です。
現代においても様々な謎や諸説が多く存在している帰蝶という人物。しかし、あの織田信長の妻としてその地位を確立したことには、それなりの女性としての高い能力を持っていたのでしょう。
名前のイメージとしても可憐で美しい印象があり、凛とした姿の女性をイメージすることができますね。
直虎(なおとら)
NHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」でその名前は全国に広がることとなった歴史上の人物ではないでしょうか。柴咲コウが直虎役を演じ、その逞しくも美しい生き様が描かれていました。
自らの運命を切り開いていくたくましさや、周囲から愛される愛嬌などを持ってこれらの人生を力強く生き抜いていって欲しい。そんな愛情に満ちた願いを込めることができる名前となっています。
市(いち)
市は織田信長の妹となる人物で、当時の戦国時代の世の中で一番の美しさを持つ女性として有名です。さらに聡明としても有名な人物で、夫である浅井長政とは仲が良く、睦じいオシドリ夫婦であったとされています。
人として、美しくあり愛する人と仲良く過ごすことができるということはとても幸せなことではないでしょうか。そんな美しさや聡明さ、さらには愛情に恵まれた市という人物の人生を我が子に願ってみることもいいかもしれません。
稲姫(いなひめ)
稲姫(小松姫)は、1573年に徳川家康の重臣・本多忠勝の娘として生まれました。後に徳川家康の養女となり、真田信之(信幸)に嫁いだ女性です。
目上の人間でも物怖じせず、強く聡明な女性だったと言われ、数々の逸話を残しています。また、妻として真田家を支えた献身的な人物としても知られ、家族と領地を守るために尽力しました。
大河ドラマ「真田丸」や「どうする家康」でも登場しており、吉田羊さんや鳴海唯さんが演じています。
女性でありながらも、とても勇敢で、またおおらかな優しさも持ち合わせていたと言われる稲姫のような人に育ってほしいという願いを込めて、この名前を贈ってみてはいかがでしょうか。
誾千代(ぎんちよ)
「誾」という漢字はあまり親のない漢字ではありますが、「誾」という漢字には「和らぎ慎む」「慎み人の話を聞く」といった意味が含まれています。そんな昔ながらの凜とした女性を思わせる意味の名を持った人物が誾千代です。
立花道雪の一人娘として生まれた誾千代は、激しい気性を持った立花道雪のもとで育ったことで、男勝りで西国一番の女丈夫と言われるほどのたくましさを持った女性に育ったとされています。
1575年には正式に立花城の城主として就任し、女性ながらその人生において確かな地位を手に入れた人物とされています。
「誾」という漢字の持つ女性らしい凜とした慎ましさとともに、そんな誾千代の生き様から、これからの人生において様々な困難に立ち向かい乗り越えることができる強さを持った女性へと育ってくれることを願う思いを込めることができる名前となっています。