「やまと」と読む名前のイメージとは?
親になることがわかった時、「子どもにどんな名前をつけようか」と悩むものですね。ここでは、男の子の名前として人気の「やまと」という名前について詳しくご紹介していきます!
まず「やまと」ときくと「大和」という漢字を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。大和は、日本の古称・雅称です。日本の古い歴史に関連する言葉であるため、古風なイメージがありますね。
力強く男らしい印象を与えられます。また、オーソドックスで素敵な名前のため、品性が感じられますね。自分たちだけではなく、周りの人達からも褒められる名前です。
「和」を使った「やまと」と読む名前
「和」の漢字の意味は、いさかいがなく穏やかにまとまることや角が立たないことなどです。日本や日本語、大和の国のこともあらわします。やわらいださまやゆったりとしている様子もあらわします。
性質が異なるものが一緒にとけ合うことも意味します。声や調子を全員であわせることや2つ以上の数の合計という意味も持ちます。
「和」の漢字には、周りの人達との和を大切にする人になって欲しいという思いを込められます。物腰が柔らかいイメージもあるため、人から好かれ平和な日々を過ごせますようにという願いも込められます。
名前の例としては、和、大和、太和、岳和、山和などが考えられます。
「倭」を使った「やまと」と読む名前
「倭」の漢字は、従ったり柔順な様子、つつしむこと、曲がりくねって遠いことを意味します。
昔中国から日本が倭(わ)と言われていたため、日本の歴史に関係していることがわかります。ロマンを駆り立てられる漢字ですね。そのため、ふるさとや自分のルーツを尊重できる人。謙虚で広い心を持つ人になって欲しいという思いを込められます。
名前の例としては、倭、倭人、倭仁、倭士、倭斗、倭杜、倭都、倭音、大倭などが考えられます。
「也」を使った「やまと」と読む名前
「也」の漢字は、呼びかけに使ったり、文末や文中で語勢を強める時に使う助字です。
断定や強調の意味を持つ漢字のため、妥協することのない人。爽やかで気っぷの良い人になって欲しいという思いが込められます。
名前の例としては、也的、也真人、也真士、也真斗、也真百、也真都、也真采、也茉采、也馬斗などが考えられます。
「矢」を使った「やまと」と読む名前
「矢」は、弓のつるにかけ飛ばす武器のことをさします。また、真っすぐや正しい、並べる、誓う、連ねる、施すなどの意味も持っています。
正月の縁起物で魔除けの道具でもある破魔矢(はまや)のイメージ通り、悪いものを側に寄せない正義感の強い人になって欲しいとの思いが込められます。
その他、矢はまっすぐ飛ぶことから、エネルギッシュに人生を歩んでいけるようにとの願いも込められます。
名前の例としては、矢摩斗、矢的、矢眞斗、矢真人、矢真斗、矢真杜、矢真登、矢真翔、矢磨人、矢磨斗、矢馬仁、矢麻人などが考えられます。
「弥」を使った「やまと」と読む名前
「弥」の漢字は、端から端までにひろがること、わたる、すみずみまで、どこまでも広がっていることなどを意味します。
どこまでも広がっていくさまを意味しているため、広い心を持つ人になって欲しいとの思いを込められます。また、周りの様子を広範囲に渡り把握でき、優れた洞察力で素晴らしい未来をつかみ取って欲しいとの願いも込められます。
名前の例としては、弥眞人、弥眞斗、弥眞翔、弥真人、弥真仁、弥真斗、弥真登、弥真采、弥磨人、弥磨斗、弥磨翔、弥馬士、弥馬斗、弥麻人などが考えられます。