女性のためのお悩みレシピ5選!適切な食材と食べ方のポイントも紹介【専門家監修】

女性のためのお悩みレシピ5選!適切な食材と食べ方のポイントも紹介【専門家監修】

女性にとってカラダの悩みは尽きないもの。気になる悩みは食材と食べ方で改善できることをご存知ですか?今回は、女性が悩みがちなお悩み別に、適切な食材と食べ方のポイントと、手軽に作れる健康レシピを一緒に紹介していきます。健康的なカラダを手に入れましょう!

記事の目次

  1. 1.気になる悩みは食べ物で解決!
  2. 2.体重が気になるときは「食べる内容や食べ方を工夫する」
  3. 3.生理前&生理中は「身体の冷え対策」
  4. 4.むくみを防ぐには「意識した日常生活」
  5. 5.秋バテ対策には「蓄積疲労の回復」
  6. 6.必要な食材を摂取して健康なカラダへ!

気になる悩みは食べ物で解決!

体重の増加やむくみ、毎月避けては通れない生理など女性には女性特有の身体の悩みが尽きません。しかし、そんな悩みは、適切な食材と食べ方で和らげることができるのをご存知ですか?悩み別に応じたぴったりなお手軽レシピも一緒に紹介していきます!

教えてくれたのは…

プロフィール画像摂南大学 調理学研究室
安藤 真美 教授

HP:http://www.setsunan.ac.jp/~r-inoue/tokusetsu/id/id-3/id-9.html


体重が気になるときは「食べる内容や食べ方を工夫する」

多くの女性が気になる体重問題。ダイエットを考えるとついつい食べる量を減らすことを考えてしまいがちです。しかし、必要以上に食べる量を減らすと、全体的な健康バランスを崩してしまう事も…。

ダイエットのポイントを理解し、食べる内容や食べ方を工夫するだけで、意外と簡単に理想の体重を目指すことが可能になります。

ダイエットの3つのポイント

  • 消費したエネルギーが摂取したエネルギーよりも多くなるようにする。
  • 基礎代謝を上げるだけで消費エネルギーを上げることができるので、適度な運動も大切。
  • 我慢しすぎはストレスの原因。自分に合った食生活を楽しむことが大切。

必要な栄養素は「たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維」

たんぱく質:筋肉の維持のために大切な栄養素。筋肉が多いほど基礎代謝が高くなり、無理な食事制限で基礎代謝を落としてしまうと、かえって痩せにくい体になる可能性がある。

ビタミンB群:炭水化物、たんぱく質、脂質の代謝に深くかかわっている。水溶性のため、煮汁ごと摂取すると◎。熱に比較的弱いので、必要最小限の加熱にとどめることがポイント。

ビタミンB₁:糖質など炭水化物の代謝に関係している。アリシンを含む「ねぎ」や「ニンニク」と一緒に食べる料理もおすすめ。

ビタミンB₂:脂質の代謝に関係している。

ビタミンB₆:たんぱく質の代謝に関係している。

食べ方のポイント

  • よく噛んでゆっくり食べる。
  • 野菜料理を最初に食べる。

よく噛んでゆっくり食べることで消化も良くなり、満腹中枢が刺激されるので食べすぎを防ぎます。意識的に噛む回数が増えるような食材を料理に取り入れましょう。

野菜に含まれている食物繊維が、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。ビタミン補給のためにも生で食べるのがおすすめですが、温野菜などはカサが減るのため量的に無理なくたくさん食べることができます。生野菜と温野菜を適宜取り入れると良いですね。

簡単に作れるレシピ「切り干し大根のピリ辛サラダ」

乾物を利用した食物繊維がたっぷりで手軽に作れる1品です。きゅうりの食感と切り干し大根の歯ごたえがポイント。鷹の爪に含まれているカプサイシンは、エネルギー代謝を活発にする効果があります。ただし辛味物質のため量は好みで調節して下さい。

【材料(2人分)】
・切り干し大根 20g
・きゅうり 1/2本
・穀物酢 大さじ1
・うすくち醤油 大さじ2/3
・ゴマ油 大さじ1
・鷹の爪 1/2~1本

【作り方】
①切り干し大根はよく洗ってから水で5分ほど戻し、水気をしぼる。

②きゅうりは薄い輪切りにして軽く塩もみし、しぼる。

③穀物酢・うすくち醤油・ゴマ油を合わせ、小口切りにした鷹の爪を混ぜる。

④①を②であえて盛りつける。

生理前&生理中は「身体の冷え対策」

女性の生理周期は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2つのホルモンにコントロールされています。

生理前に起きやすいPMS(月経前症候群)の原因としては、女性ホルモンの変動が関わっており、ストレスなどで症状が悪化するので、上手なストレス解消を心がけることが大切です。

一方、生理中の代表的な不快な症状、生理痛。中には、身体を動かせなくなるほど痛みに苦しむ女性もいます。生理痛の多くは、プロスタグランジンという生理活性物質の分泌と、血流の低下が原因とされています。体が冷えると生理痛が悪化しやすいのです。

生理前&生理中をできるだけ快適に過ごすためのポイント

  • ストレスを溜めない
  • 身体を冷やさない
  • 血行促進

必要な栄養素は「ビタミンE、ビタミンC」

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むくみを防ぐには「意識した日常生活」

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