自分から振った元彼。でも、寂しくて後悔してる…
人は環境に慣れてしまうと感覚がマヒしてしまいます。男女のお付き合いでも同じです。付き合い始めは彼氏にとにかく会いたい、できるだけ長く一緒にいたいなど、彼氏のことばかり考えていたはずです。
しかし、彼氏との交際期間も長くなると、一緒にいることが当然と思ってしまうようになります。別に彼氏のことが嫌いになったわけではありません。ですが、ずっと一緒にいたために、彼氏のありがたみを感じにくくなってしまいます。いわゆる、マンネリというやつです。
こんな状況になったとき、彼女はふと、彼氏と別れることを考えるようになります。そして、本当に別れてしまった場合、しばらくすると自分から振ったのに後悔の気持ちが生まれてくるのです…。
彼氏から振られたのであれば、復縁のためにアプローチもかけられます。しかし、彼女から振ったのであれば、復縁のアプローチもしにくいですよね。自分から振ったのに辛い状況になってしまってしまうのです。
なぜ、彼女は自分から振ったのに後悔することになるのでしょう?また、このような状況で元カレとの復縁の可能性はあるのでしょうか?
この記事では、後悔する理由と復縁する方法について、ご紹介してきます。
自分から振ったのに後悔する理由、その心理は?
まずは、どんな心理が働いて彼氏と別れたいと思ってしまうのか。その心理的な動きと理由について、ご紹介していきます。
①彼のやさしさに気が付く
この理由が最も多いかもしれません。交際期間が長くなると、彼氏と一緒にいることが当然となり、彼氏の優しさや、気遣いも日常にあって当然となります。
そんな彼氏の良い部分が見えなくなってしまい、マンネリ化したときに何となく彼氏を振った。ということであれば、おそらく自分から振ったのに後悔することになるでしょう。
彼女も別れる前にしっかりと考えた結果と思っているかもしれません。しかし、自分から振ったのに辛い思いをするということは、その判断が浅はかであったことは間違いありません。しかも、元カレとの復縁まで望むのであれば、なおさらです。
いつもであれば彼氏がアレをしてくれた、コレをしてくれた、そして、それが日常になっていたことに彼女は彼氏を振ったあとに気が付きます。このときに何とも虚しい気持ちになるでしょう。
また、彼氏が普段は彼女が気が付かないところでしてくれていた気遣いも、彼氏がいなくなることで初めて気が付くこともあるでしょう。それらに気が付くことが、自分から振ったのに後悔をする原因になります。
②新しい彼氏と元カレを比べる
彼氏と別れたのであれば、次の恋愛が始まることもあります。新しい恋人ができると、どうしても元カレとの付き合い方と比べてしまうときがあります。
そのときに元カレの方が良かったと思うこともあるかもしれません。その元カレが恋人として優れていたのであれば、おそらく、他の男性と付き合っても物足りなく感じてしまうかもしれません。
そんなとき、どうしてもその元カレの存在が頭から消えないのであれば、復縁という選択肢もあります。
ですが、もしもその元カレとの別れ方が自分から振ったのであれば、復縁をお願いすることは彼女にとって気まずく感じるかもしれません。自分から振ったのに辛い状況に陥ってしまうのです。
③次の恋ができない
彼氏と別れると、次の恋を探す人もいるでしょう。しかし、恋愛というのはなかなか上手くいくものではありません。もしかすると、次の恋人が全然できないこともあるでしょう。そんな恋人のいない期間が長くなると、元カレとの恋人生活を懐かしむときもあります。
寂しい思いが続くと、自分から振ったのに後悔することになります。さらに、自分には恋人ができない状況で、元カレには新しい恋人ができたという情報を聞いたり、目撃したり…。
そんな出来事があると、自分だけが取り残されたような感覚になり、辛い気持ちになってしまうかもしれません。
④振った後も元カレからの愛情が変わらない
男性でも女性でも、諦めきれない恋というものはあります。彼女から振ったとしても、彼氏は彼女のことを諦めきれずに、振られたあとも彼女のことを思い続ける人もいます。
このような場合は、彼女も「これだけ自分のことを大事に思ってくれているんだ…」と元カレの気持ちに気が付いて、罪悪感が生まれ、「自分から振ったのに…」と辛い思いをすることになるかもしれません。
ですが、自分から振ったからこそ復縁のアプローチはしづらいもの。「良い彼氏を失った…」と後悔することになります。
⑤元カレが出世・成長した姿を見る
失恋をきっかけに、男性が仕事に没頭するようになることもあります。彼女が彼氏を振ったあとに、その彼氏が仕事を頑張って出世することもあるかもしれません。仕事で成功するということは、男性にとって、男の価値を1つ上げることになります。
例えば、久しぶりに元カレと再会したときに、男として成長した姿を見て、再び惹かれることもあるでしょう。相手の男性は自分が付き合っていたときよりも、ワンランクアップし、より魅力的になっているのです。
すでに相手の眼中に自分が入っていないと感じられると、「自分から振ったのに辛い…」と思ってしまうかもしれません。
男性として成長する可能性を秘めていた彼氏を手放してしまったことに対して、「どうしてあの時に別れてしまったんだろう…」という単純な意味で、自分から振ったことを後悔するかもしれません。
⑥別れた後に「好き」という純粋な気持ちを思い出した
振った時には彼への気持ちは冷めていたのに、別れた後で好きだったころの気持ちを思い出す場合もあるでしょう。
マンネリな付き合いに飽き飽きして、また別のいい人が現れるだろうと楽観的な部分もあったのかもしれません。
「別れたい」と思ってしまうと、その気持ちで胸いっぱいになるものです。でも、いざ別れてみると残されるのは思い出だけ。
しかもとても好きだったころ気持ちも一緒に思い出してしまうのです。そして、「まだ元カレが好きだ…!」と自分の本当の気持ちに気付き、別れを切り出したことを後悔してしまうこともあるでしょう。