内定者懇親会の服装は必ずスーツ参加？選ぶときのポイントが分かります！

内定者懇親会の連絡が来たら、出席でも欠席でもなるべく早めに返信しましょう。内定者懇親会の案内はメールで来ることが多いので、その場合はメールで返信するのがマナーです。よほどのことがない限り電話は控えましょう。

内定者懇親会には、入社後の流れをスムーズにするという目的があります。

内定者懇親会の案内に参加必須と記載があれば、スケジュールを調整して参加するようにしましょう。内定者懇親会は欠席しても内定を取り消されることはありませんが、出席すれば同期や上司になる人と親睦を深めることができ、入社後の大きなメリットになるはずです。

卒業に関わる重要な試験の日程と重なったなど、どうしても外せない事情があり欠席する場合は、丁寧にお断りのメールを送りましょう。

内定者懇親会を欠席することは、相手に入社意欲が低いと思われ内定辞退を懸念されるリスクがあります。どうしても欠席しなければならない時は、理由とともに残念な気持ちを文面に込めてくださいね。

内定者懇親会の案内に服装についての記載があるかどうか、しっかり確認することが大切です。「スーツで」「平服で」「自由な服装で」「私服で」などの記載があれば、それに従いましょう。

企業側がスーツ以外を求めているのにスーツを着ていってしまうと、周囲から浮いてしまうだけでなく、マナーができていないと思われる可能性もあります。

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内定者懇親会の服装にスーツが指定されている場合は、就活で使ったリクルートスーツを着ていきましょう。こなれたスーツスタイルよりも、リクルートスーツの方が周りに溶け込みやすく内定者と認識されやすいですよ。

服装について何も指定がない場合は、スーツでもOKです。「スーツ以外」「平服で」「自由な服装で」と記載がある場合は、スーツ以外の服装で参加しましょう。スーツ以外を着るときのポイントをお伝えします。

私服や自由の服装といっても、部屋着やスポーツウェアのような服装はNGです。オフィスカジュアルをイメージしたきれいめコーデを心がけましょう。

黒、白、グレー、ベージュ、ネイビーなどベーシックなカラーでまとめるのが基本のオフィスカジュアルです。黒一色など暗い印象になるコーデを避け、明るいカラーを取り入れてフレッシュなコーデを目指しましょう。

内定者懇親会のために服装を選ぶときは、清潔感を第一に考えましょう。サイズは小さすぎても大きすぎてもだらしなく見えてしまうので、自分に合うサイズを選ぶことがポイントです。ずるずると引きずるような裾の長いボトムスやアウターもNGです。

部屋着っぽくなってしまうスウェットやカジュアルすぎるデニムを避けるなど、素材にも気を付けましょう。

内定者懇親会に着ていくなら、胸元の大きく開いたトップスやオフショルダー、ミニスカートやスリットの入ったスカートなど露出の多い服装はNGです。ノースリーブを着るなら、カーディガンやジャケットを羽織ることを忘れずに。

露出を控えなければいけないのは、女性だけではありません。男性も、ノースリーブやハーフパンツ、透け感のある服はNGですよ。

内定者懇親会という場では、ハイブランドの服はふさわしくありません。周りと差をつけたいという野心やハイブランドの服を持っているというマウントが感じられ、悪印象を与えてしまいます。企業イメージに合わない可能性もあり、リスクが高いと言えます。

内定者懇親会に参加するときは、あくまでも内定者であると立場をわきまえましょう。

内定者懇親会に着ていく服装が具体的にイメージできない方へ、レディース・メンズ別におすすめのコーデをご紹介します。ベーシックなカラーでまとめたオフィスカジュアルを基本にしているので、参考にしてみてくださいね。

肌馴染みの良いベージュのカーディガンとロングスカート、そしてパンプスを合わせたコーデは、控えめな女性らしさが感じられ、内定者懇親会におすすめです。

全体的にやわらかい印象なので、親しみやすさが感じられる服装ですよね。人当たりが良く話しかけやすい雰囲気は、親睦を深めることが目的の内定者懇親会にぴったりです。

ボウタイブラウスとパンツを合わせたコーデは、そのまま仕事を始めても違和感のないオフィスカジュアルです。ボウタイブラウスは襟付きシャツと比べて堅苦しくないので、真面目すぎる印象を回避できるアイテムですよ。

あまりかっちり見せたくない場合は、パンツは黒ではなくネイビーやベージュを選びましょう。印象がぐっとやわらかくなります。

オフィスカジュアルの定番とも言えるテーラードジャケットとパンツのコーデは、内定者懇親会の服装にもおすすめです。デキる女風のコーデは、入社意欲をアピールする効果もありますよ。

真面目さやクールな印象をアピールしたいときは黒のジャケットにグレーのパンツを、爽やかに見せたいときはネイビーのジャケットに白のボトムスを合わせると良いでしょう。

ジャケットにブラウス、膝丈スカートのコーデは、爽やかに映り内定者懇親会にぴったりの服装です。華やかなブラウスとスカートが女性らしさを、かっちりしたジャケットが企業への誠意を感じさせます。

スカートがフェミニンになりすぎることが心配な場合は、黒のジャケットを合わせれば、すっきりとスタイリッシュにまとまりますよ。

きれいめなセットアップとパンプスのコーデは、ほんのりと感じさせるフォーマルな雰囲気が好印象を与えるスタイルです。内定者懇親会が社内でなくホテルなど華やかな場で開催されるなら、フォーマル感は大切です。

セットアップとパンプスは、ベージュで統一、ネイビーで統一など、色を合わせるとよりきれいにまとまりますよ。

男性の場合、シャツかアウターが襟付きであることが基本です。アウターを着ない場合、あるいはノーカラーのアウターを着る場合は、トップスに襟付きシャツを選びましょう。

シャツ、黒パンツ、レザーシューズのコーデは、シンプルで違和感がなく、内定者懇親会の服装にも合います。シャツのボタンはきっちり上まで留めてくださいね。

女性におすすめのテーラードジャケットは、男性にもおすすめです。スーツほどかっちりしすぎないので、誰でも自然に着こなせるアイテムですよ。

ジャケットの下にはきれいめのシャツを着て、シンプルなパンツを合わせましょう。デニムパンツはカジュアルすぎるので、チノパンやスラックスを合わせるのが基本のオフィスカジュアルです。

内定者懇親会で自由な服装と指示された場合、ジャケットはマストではありません。襟付きシャツだけでもOKですが、ベーシックカラーのカーディガンを合わせた服装もおすすめです。優しい印象になり、親しみやすい雰囲気が出ますよ。

インナーに襟付きシャツを着ているのなら、カーディガンのボタンは留めずに羽織るだけでも大丈夫です。

シャツとパンツにニットジャケットを羽織ったコーデは、スーツを指定されていないときの服装におすすめです。ニットジャケットは私服感ときっちり感がほどよく混ざったアイテムなので、センスを感じさせることができます。

暖かみのあるニットジャケットが人当たりの良さを感じさせるので、やわらかい雰囲気を作ることができますよ。

クールビズが推奨されている企業なら、ポロシャツにチノパンを合わせた服装もおすすめです。派手なカラーは避け、黒や白、淡いブルーなど落ち着いたカラーを選びましょう。ボタンを上まで留めて、ラフになりすぎないように気を付けてくださいね。

夏に内定者懇親会を開催する場合、クールビズやポロシャツを指定することもあるので一枚は用意しておくと良いですね。

感染症対策として、内定者懇親会をオンラインで開催することもあります。その場合は自宅から参加することになりますが、服装には気を配る必要があります。パジャマや部屋着はNGです。きれいめの服装を心がけましょう。

案内の中に服装についての記載がなく不安な場合は、担当者にメールで確認してもOKです。確実な情報を得られるので、不安なく参加することができます。なるべく早めに送り、相手の迷惑にならないようにしましょう。

内定者懇親会は、審査されるわけでもありませんが、仲間内の飲み会とも違います。何を着ていこうか悩むでしょうが、立場やTPOをわきまえた服装を心がければ大丈夫です。自信を持って参加してきてくださいね。