食事の内容によっても皮脂の分泌量は変わると言われています。
脂っぽいものを食べれば皮脂の分泌が増え、肉食中心の食生活を送っていると、悪臭の原因物質が体内にたまり、体臭や皮脂臭となって外にあらわれやすくなると言われています。
また、代謝物質が酸化することが問題なので、酸化を防ぐという意味で、抗酸化効果のあるビタミンCなどを積極的に摂ると良いです。
睡眠の改善
睡眠も頭皮の健康に深くかかわっています。睡眠中に成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンが頭皮や毛髪を健康的に保っています。
睡眠不足は、成長ホルモンの分泌が少なくなり、血行不良やストレスで頭皮の健康状態が悪化します。
成長ホルモンが頭皮の細胞の代謝を活性化し頭皮ダメージを受けた細胞の再生・修復を行うのです。
深い眠りを毎日継続的に行うことで、成長ホルモンの分泌を促し、頭皮ダメージを補修することができます。
1日に何度もシャンプーをしない
頭皮が脂っぽいからといって1日に何度もシャンプーするのは逆効果です。頭皮環境を整える常在菌が減り、臭いにおいの原因となる細菌が増える可能性があります。
逆に皮脂が少なめの人は、シャンプーを2日に1回にするなどして洗いすぎに注意しましょう。どうしても入りたい場合は、シャンプーなどは使わずにぬるま湯で流す程度をオススメします。
また、生乾きの状態は菌の温床になりますので、お風呂上りにしっかり乾かしましょう。
うねり対策
前述した、ダメージを受けた髪の補修の他に、スタイリングでの対策をご紹介します。
ヘアオイル
湿気によって髪の毛がうねらないようにするためには、濡れた髪を乾かす前にヘアオイルをつけることが一番効果的です。髪の毛は死滅細胞と言って、一度受けたダメージを自分の力で修復することができません。
ダメージが進行すると髪の毛内部から必要なタンパク質と水分が流出して、スカスカな状態になってしまいます。
髪の毛がスカスカな状態になると、隙間に湿気がさらに入りやすくなり、湿気でうねりやすい髪の毛になってしまいます。
そのため、タンパク質を補給するために、ケラチンなどの補修成分が配合されたヘアオイルを使うことで髪の毛のダメージを補修することができるのです。
ヘアオイルは髪の毛が重たくなるため、「毛先」中心に塗布しましょう。トップにつけてしまうと、髪の毛がぺったんこに見えてしまうため、耳辺りの頭部中心から毛先につけるのがオススメです。
ヘアワックス
成分に水が入っていないものがオススメです。ヘアオイルが水分保持の役割を持つとすると、ヘアワックスは湿気から髪を守る役割です。
ワックスの付け方のポイントは、髪の毛の根元までつけないようにすることです。くせ毛のうねりが強く出ている場合は、ワックスの使用量が増えてしまいがち。
髪の根元までワックスをつけてしまうとシャンプー後まで毛穴にワックスが残り、抜け毛の原因になることもあります。
ダメージを受けた髪におすすめのアイテム
ダメージを受けた髪には栄養補給とキューティクル補修を!おすすめは、「リジェンヌシャンプー・トリートメント」です。
【大正製薬】リジェンヌシャンプー・トリートメント
スムース&ボリューム/モイスト&ボリューム
シャンプー300mL /トリートメント200g 各2,200円(税込)
■年齢を重ねた髪と頭皮ケアを考えた独自処方
■髪を内から外から補修
髪の水分や油分を補うことで髪内部の髪密度を整え、ハリや潤いを高めます。また、髪の内部を保護する役割のキューティクルの凹凸も滑らかにします。
細い髪で絡まりやすい方はスムース&ボリューム、毛先がパサついて広がる方はモイスト&ボリュームがおすすめです。
あわせて読みたい!
- 1
- 2