エクステとは?
女性のヘアスタイルの一部として、愛用されるのがエクステと呼ばれるアイテムですね。
エクステとは「エクステンション」の略語で、髪の毛につける「つけ毛」といった意味があります。
髪の長さを伸ばすことで、オシャレを楽しんだり、髪のボリューム感を演出したりすることができます。
世代を問わず利用されているのが、このエクステと呼ばれるアイテムであり、10代から、50代、60代にいたるまで、幅広い女性が自分を美しく見せるために楽しんでいる状況です。
エクステとは、かつらウィッグとはまた違った感覚のヘアアイテムであり、あからさまに増毛していますというよりは、髪の長さを出して、おしゃれ感を演出するアイテムとして親しまれています。
パーマをしたり、カラーリングをしたりするような感覚と同じ感覚で、エクステを楽しむ女性も多く、自身のヘアスタイルを彩ってくれるヘアアイテムとして、重宝されています。
エクステと髪の関係
エクステは、もちろん髪につけて楽しむヘアアイテムとなります。
髪が伸びるスピードが遅い、髪が伸びるのを待っていられない、ちょっと美容室で髪を切りすぎてしまった、など、いろいろなニーズに対応できるのがエクステの存在であり、重宝される理由になっています。
エクステには、実際の人の毛から作られた人毛と、人の毛を真似する形で作られた人工毛があります。
一般的に美容室などで利用されるエクステには、後者の人工毛が多くなっています。
人工毛と言っても、ほとんど人毛と変わらないので、実際には見た目だけでは違いを見つけるのは難しいでしょう。
■参考記事:切りすぎてピンチ…、髪を早く伸ばすには?
エクステが髪に与える影響
エクステを髪につけることによって、髪に与える影響もあります。
例えば、エクステをつけた周囲の髪を洗いにくいといった影響です。
エクステは、編み込んだり、専用のシールを利用したりして髪につけていくことになりますが、地毛ではないので、洗髪する際には、違和感を覚えることになります。
特に、編み込み付近の髪が洗いにくく、汚れも溜まりやすくなってしまうので注意が必要です。
また、せっかくエクステをつけても、シャンプーやドライヤーをしていくうちに、エクステが取れてしまう可能性もあります。
エクステの種類にもよりますが、通常1ヶ月半から2ヶ月程度はつけておくことが可能です。
そういった期間の利用のためにも、丁寧な扱いが必要であり、気疲れする部分も出てきます。
髪が洗いにくいことによるかゆみなどが出てくることもあるので、可能であれば適度に取り外して、髪や頭皮のケアを行ってあげることが大切です。
エクステをすると髪が痛む?
エクステが髪に与える影響としては、髪が痛むというリスクもあります。
エクステ自体は、人工毛であれば痛むことはありませんが、エクステをつけている周囲の髪が痛む可能性があります。
髪を思うように洗えないことで、フケが溜まったりかゆみにつながったりする恐れもあるでしょう。
また、エクステをつけることで、常に髪が引っ張られたような感覚になることもあります。
そういった場合は、髪が痛む可能性も高まり、長期間にわたってエクステをつけっぱなしにしておくと、牽引性脱毛症になってしまう可能性も否定できません。
エクステをつけることで、髪が痛むだけでなく、頭皮も含めてさまざまな影響が出てくることが考えられますので、適度にケアをしていくことが求められます。