人間の髪は、一定の期間が経つと、自然と伸びるようになっています。
髪を切ることで、その長さを調節するわけですが、エクステを利用することで、自然に人間の髪が伸びるという仕組みを人工的に作り出すことができます。
したがって、人工的に髪を伸ばす仕組みを提供するのがエクステの役割であり、その仕組みを利用して、多くの女性がお気に入りのヘアスタイルを構築していくことになります。
エクステ自体は、女性の髪を伸ばすアイテムとして利用されることになります。
美容室でつけてもらう場合には、本数や毛量によって料金が変わってくることもあります。
場合によっては、エクステつけ放題といったサービスを行っている美容室もあるので、適宜最適なお店を探しながらエクステをつけてもらうと良いでしょう。
髪につけるエクステの種類
エクステの仕組みとしては、本来ある髪の毛に人工の毛を巻きつけていくことで、自然に髪が伸びる状態と同じ状況を作りあげていくことができます。
エクステの種類には複数の種類があり、必要に応じて使い分けていくと良いでしょう。
自分のヘアスタイルに合わせて、どういった種類のエクステをつければ良いのか、美容師さんと相談しながら決めていくのも悪くはありません。
近年では、超音波でつけるタイプのエクステも登場しています。
専用の機器を使って超音波を利用することで、髪とエクステを接着させていくという種類の方法であり、実際に運用を行っている店舗は限られるものの、最先端のエクステの取り付け手法として注目を集めています。
■参考記事:エクステの本数はどれくらいが目安?
髪につけるシールエクステ
エクステの種類としては、超音波式以外にもシールエクステと呼ばれる種類があります。
シールエクステとは、シート状のシールを使って、地毛とエクステを接着させるタイプのヘアアイテムであり、短時間で装着できる方法として人気を集めています。
シールエクステも、髪に与える影響や、髪が痛むことに関しては、ほかの種類と変わりませんが、つけるのが簡単ということで、新人の美容師さんでも対処できるところに特徴があります。
初めてエクステに挑戦するという方でも、気軽につけやすいのがシールエクステの特徴となります。
髪につけるシールエクステのデメリット
さまざまなエクステの種類がある中で、シールエクステを選択する人も少なくありません。
シールエクステには、メリットも多く、例えば、髪をそれほど強く引っ張る感覚が少ないため、髪が痛む感覚も最小限に抑えることができます。
エクステをつけた時に、髪が痛む感覚に苦しむ女性も多いので、髪が痛む感覚が少ないというのは大きなメリットになります。
また、シールエクステの場合は、専用のシールを使って髪に装着していくことになるので、髪の長さや太さに関係なく、誰でもつけやすいところにメリットがあります。
これまで、エクステとは、髪に編み込むタイプが中心でしたが、編み込みタイプのエクステだと、髪にある程度の長さや太さが必要とされてきました。
そういったことを気にすることなく気軽につけやすいのが、シールエクステのメリットです。
髪につけるシールエクステのデメリット
シールエクステには、さまざまなメリットもある一方で、デメリットもあります。
シールという仕組み自体が、強度的に弱い部分があり、強めにシャンプーをしたり、熱いドライヤーをかけたりすると、すぐにエクステが取れてしまうリスクがあります。
シールエクステは髪が痛むといった影響が少ない分、接着強度が強いものを使用しないと、短期間で取れてしまうことも少なくありません。
また、シールエクステにはボリュームを出しにくいというデメリットもあります。
平らなシート状のシールを活用することになるので、利用範囲も限られてきて、それほど多量のエクステをつけることができません。
ちょっとした長さを出したいという方には最適ですが、髪にボリューム感を出したいという女性には、やや物足りなさを抱かせる結果になってしまうでしょう。