コロナ禍の「レシピのマンネリ化」「献立疲れ」で、お惣菜利用が増加
エスビー食品が6月に実施した調査によると、コロナ禍で料理機会が増えたことにより、「レシピのマンネリ化」「献立を考えるのに疲れてしまう」などのお悩みが発生していることがわかりました。
また、コロナ禍での自炊疲れや、家庭での食事機会の増加により、お惣菜を買う機会が増えているようです。利用機会が増え、味がマンネリ化してしまいそうなお惣菜は、さっとひと手間加えて非日常な味わいにアレンジすることがおすすめです。
スパイスをちょい足しするだけで、エスニックな風味や、より本場に近い味わいを楽しむことができます。
お惣菜を美味しくアレンジするカギはスパイス…!?スパイスがもつ3つのメリット
惣菜そのままだと手抜き感が出てしまいますが、スパイスを加えるひと手間だけで本格料理っぽく仕上がります。
スパイスは、エスニックな香りや爽やかな香りなど加えるスパイスによって表情が変わるのでちょい足しするだけで、特別感のある料理に大変身するので、味のマンネリ化を防ぐことが出来きます。
また種類によっては胃腸を整える効果もあるので上手に活用してもらいたいですね!
次世代カレー研究家 スパイシー丸山さん
インド料理からお家カレーまで精通する次世代のカレー研究家。日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座講師。
レシピ、食べ歩き、商品情報などカレーにまつわるさまざまなトピックを日々発信している。著書に「初めての東京スパイスカレーガイド(さくら舎)」。「マツコの知らない世界」などメディア出演も多数。
ブログ:「カレーなる365日」 http://ameblo.jp/maruyamashu/
スパイス&ハーブマスター 遠藤由美さん
スパイスとハーブのもつ世界の楽しさを広める「スパイス&ハーブマスター」。全国のセミナーやイベントなどにおける講師活動や、取材対応など、 さまざまな媒体を通じてスパイスやハーブの魅力を紹介する活動を行っている。
スパイス&ハーブマスターについて: https://www.sbfoods.co.jp/company/sustainability/society/communication/master.html
【お惣菜人気ランキング順】スパイス&ハーブマスター直伝!お惣菜×スパイスちょい足しレシピ
一般社団法人日本総菜協会は「2021年惣菜白書」内で、半年間での品目ごとの購入頻度ランキングを発表しました。
その中から、おかず系のお惣菜を人気順に抽出し、人気ランキング1位~4位までのお惣菜をより美味しく食べるためのスパイスレシピを、エスビー食品の「スパイス&ハーブマスター」の遠藤由美氏が伝授します!
「できるだけ楽をしたい」というニーズにあわせて、「振りかけるだけ、混ぜるだけ」などの簡単なアレンジ方法をご用意しました。
1位「鶏の唐揚げ」にはスパイスをふりかけて!
不動の人気で今年トレンドの鶏の唐揚げには、花椒やクミン、チリーペッパーがおすすめです。
花椒は、柑橘系の爽やかな香りと舌がしびれるような刺激的な辛みが特徴で、四川風麻婆はもちろん、唐揚げや衣揚げなどの揚げ物とも相性抜群。
クミンはカレーに使われるスパイスのため、子どもも大好きなカレー風味の唐揚げに大変身できます。
チリーペッパーは、中国・韓国料理のような赤唐辛子のホットな辛みで、刺激的な味わいを楽しめます。
おすすめスパイス!
- 花椒:爽やかな香りと舌がしびれるような刺激的な辛みが特徴。中国・四川料理には欠かせないスパイスです。
- クミン:インド料理には欠かせない強い香りが特徴。カレー、チリコンカン、挽肉料理、コロッケなどに最適。
- チリーペッパー:赤唐辛子を粉末にしたもので、キムチ、麻婆豆腐、カレー、チリソースなどに最適。
2位「コロッケ」はソースに混ぜる!
定番のお惣菜コロッケにはソースが一般的ですが、スパイスをソースに混ぜることで、いつもと違う味変化を楽しむことができます。複数種類のソースを作って、味の比較をするのもおすすめです。
作り方は簡単!鶏の唐揚げの仕上げにお好みの量を振りかけるだけ。おかずにも、酒のつまみにもおすすめです。