鬼門の意味とは？

鬼門・裏鬼門とは、水回りやトイレなどがこの鬼門の位置にあると、良くないことが起こると言われている方位です。

鬼門の方位は北東で、裏鬼門の方位はその反対に位置する西南になります。

なぜこの方位なのかというと、諸説ありますが、陰陽道では元々南と東を「陽」、北と西を「陰」の方位としていました。
西から南は陰から陽へうつる裏鬼門、北から東は陽から陰へうつる鬼門ということです。

そのため、鬼門・裏鬼門は陰と陽の境になり、陰陽道では不安定な運勢とされているのです。

■参考記事：鬼門・裏鬼門についてはコチラも参照！

鬼門・裏鬼門は気を付けないと良くないことが起こると言われると、怖く感じてしまいますよね。

しかし、鬼門・裏鬼門もただただ悪いだけではありません。

他の方位に比べてスピリチュアルな影響力が強い方位なので、良くないことを避けられるようにと強調していわれてしまいがちです。

その方位にもちゃんと意味があり、上手に鬼門・裏鬼門を利用することで、そのスピリチュアルな力を味方に付けることだってできるんですよ。

鬼門の方角は、物事の始まりと終わり・相続（子供などの跡取り）・不動産などの意味があります。

その反対の裏鬼門の方角は、勤労運・家庭運・地道な努力・主婦の運気などの意味です。

それぞれの方位が凶相になれば、その方位の意味に近い運が悪くなります。

鬼門・裏鬼門は決して悪い意味だけではないので、うまく付き合っていい効果を得られるように工夫をすることが大切です。

■参考記事：風水の方位の調べ方はコチラも参照！

鬼門・裏鬼門に水回りやトイレ、玄関があると良くないとは聞きますよね。

それでは、なぜそれがダメなのかわかりますか？
ダメな物やその意味がわからなければ、対策も取れませんよね。

次は、鬼門・裏鬼門にあると良くないものと、その意味を見ていきましょう。

【トイレ・お風呂】

鬼門の方角にトイレがあると、事故や怪我が多くなります。
裏鬼門の方では、精神的なストレスや不眠症なる危険性もあり、特に注意しなければならないのは心臓病です。

スピリチュアルの世界では、鬼門は・裏鬼門は「穢れ」を嫌います。

今でこそ水洗トイレですごく汚いイメージではないですが、やっぱりトイレは汚いと思ってしまいますよね。
だからこそ鬼門にトイレはダメだといわれています。


【玄関】

玄関というと、人を迎え入れますね。
その際に、人だけではなくスピリチュアルな力も玄関に迎え入れられています。

自分にいい影響を与えてくれる力なら良くても、邪気や良くないものを招き入れたくはないですよね。

そのため、鬼門に玄関を置くのは避けましょう。

【キッチン】

キッチンは、火と水の両方を扱うため、陰と陽のどちらも持ち合わせており、裏鬼門にキッチンがあるとその影響なのか気が乱れてしまいます。

それにより、精神的に不安定になりやすくなってしまうので、裏鬼門にキッチンをおくのはやめましょう。

また、鬼門に当る位置に電子レンジや冷蔵庫などを置いても、胃腸などにトラブルが起こる可能性もあるため、避けましょう。