貫禄の意味とは？貫禄がある人の性格や行動の特徴も解説！

貫禄がある人は、いつもどんな時でも堂々としています。
堂々としているということは、人に安心感を与えるということを意味します。

貫禄がない人はちょこまか動き回っている印象があります。
ゆったりと構えて、動きも堂々としている人は人に安心感を与えるのです。

人から見ると「大丈夫だよ。俺がいるから。」といった心理を見せられているようで安心するのです。
誰かが責められていたら、あるいは自分自身が責められるような場面になったら、ゆったりした動作と言葉で発言します。
その態度から説得力がにじみ出て、誰もがその言葉に納得するのです。

何事にも動じない堂々とした態度。
その姿が貫禄なのです。

貫禄のある人は、人に対して裏表がありません。
嘘をついたりごまかしたり、人を騙したり、そんなことを絶対にしないので堂々としていられるのです。
「嘘なんかついても仕方ない。」そうした心理でしょう。

自分の心にいつも正直でいられるということは、他人にも正直であるということを意味します。
目をそらして発言することはありません。後ろめたいことは何もないのできっぱりとしているのです。
間違っていることに対しては、堂々と反論します。
人の悪口は人として口にすべきではないという考えなので、ずるさや姑息さもありません。

逆に貫禄がない人は、噂話や人の悪口ばかり言っています。

また、貫禄のある人は、普段から目上の人に対してきちんと礼儀正しく接しているので、たとえ上司であろうが反論しても、それが裏目に出たりすることもなく、正しい意見として認められるのです。
偉い人だからといってセコセコするのではなく、あくまで堂々としています。
自分の考えを主張することに、なんの迷いもないのです。

貫禄のある人は、いつも凛とした表情をしています。
時には人に恐れられる時もあるでしょうが、それが貫禄があるということなのです。
凛としているということは、自分に自信があるということを意味しています。
ちょっとしたことでたじろいだりすることもないのです。
いつも涼しげな表情をしており、何があっても動じることもありません。

貫禄がない人は、なんだかいつもオドオドしてますね。

一本筋の通った凛とした表情は、周りを圧倒するオーラすら持っています。
「自分に素直でいること。」そんな心理が貫禄のある人の表情をキリッとさせているのです。

何かあるたびに表情に出る人は、威厳などありません。
そのことでストレスを感じることもあるでしょうが、貫禄のある人は、そのストレスをきちんと自分で処理する能力を持っているのです。

貫禄のある人は、決断力もあります。
決断力があるということは、進むべき道を自分できちんと理解しているということを意味しています。

貫禄がない人は、優柔不断で、何かを決める時自分で決断できず、人の力を借りようとします。
あれこれ悩みすぎて決められないのです。

決断力があるということは、きちんとその先の答えを見据えているからできることなのです。
多くの経験、先を見る先見の明があるからこそきっぱりと決断できるのでしょう。
芯の強さも手伝っているのです。

貫禄のある人は、いつも余裕を持っています。
余裕があるということは、心の大きさをも意味します。
いつもどっしり構えていて、何か問題が起こっても大丈夫！という感じです。

貫禄のある人も人間だから、本当は余裕のない時だってあるかもしれません。
でもそれを表に出すことはありません。
それは、その問題を自分でじっくり考え解決する力を持っているからです。

貫禄がない人は、何か問題が起きたらあたふたするばかりで、問題を人に解決してもらおうとしますね。
心に余裕がないのです。