早漏になりやすい原因の最大の理由は、交感神経と副交感神経の関係にあります。
ここでは、交感神経が優位に立つと早漏になりやすく、副交感神経が優位に立つと早漏改善に働く、ということだけ理解して下さい。
そして、正常位では男性は前傾姿勢になります。この前傾姿勢は、交感神経が優位に立つ姿勢なのです。
正常位を避けられない場合の対処法は?
正常位はその名の通り、正常な体位として一番オーソドックスな体位ですので、避けるのは難しいかもしれません。
ではどんな工夫をして解決すればいいのでしょうか。
一つの方法しては、男性にゆっくり動いてもらうようにするという方法があります。
自分なりにゆっくり動いてほしいと伝える工夫は必要ですが、ゆっくり動く方が気持ちいいということを伝えるようにしましょう。
それに近い方法として、全く動かさないように彼氏の腰当たりを脚でロックしてしまうという方法もあります。
もう一つは上記した副交感神経を優位に立たせる正常位をすることです。
前傾姿勢になると交感神経が優位に立ってしまいますが、正常位でも男性が直立の形(前傾姿勢にならない)であれば交感神経が優位に立ちません。
また、この姿勢だと深い挿入も難しく、動きも制限されるため、早漏になることを防げます。
4.彼氏の早漏を改善する体位はこれだ!
では彼女としてどのような工夫をすれば彼氏の早漏問題に対処出来るのでしょうか。
早漏を改善する体位を考えるときの視点も「男性が射精をコントロールできるか」です。
上記で書いてあったことの逆を考えれば、それが早漏問題の解決への適切な対処の方法となります。
また、彼女が求めていることをしてあげたいと思う彼氏は多いです。
これから挙げる体位について、「この体位落ち着くから好き」「この体位イチャイチャ出来て好き」等、理由をつけて彼氏に告げて下さい。
そうすると、彼氏は「彼女が喜んでるならもっとこの体位の時間増やそう」と努力してくれます。
こういうコミュニケーションも早漏問題の解決に役立ちます。
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5.彼氏と一緒にイチャイチャできる対面座位
男性が動きにくい体位の一つとして対面座位があります。
対面座位で射精してしまうという男性はなかなかいないと思います。
一旦射精から離れて、挿入したままキスしたり胸を愛撫してもらったり、正面から密着出来る対面座位で彼氏とイチャイチャしながら、ゆっくり行為を楽しみましょう。
ここで正常位のときの交感神経の話題をもう一度
対面座位の場合は、男性の姿勢は前傾姿勢とはならず直立の姿勢になりますよね?
この姿勢のときは副交感神経が優位に立ちます。
つまり、彼氏の早漏を改善する体位として優秀だということになります。
6.彼氏に後ろから抱かれて密着度が高い背面側位
男性が動きにくい体位として他に考えられるものは背面側位です。
お互いが横を向いた状態で寝ている状態になるので密着度は高く、彼氏とイチャイチャも出来ます。
また、この体位はお互いがリラックス状態になりやすい体位で興奮度が少し下がり、自律神経が整えられます。
この体位の状態は彼氏も楽なので長時間の行為にも耐えられますし、メリット盛り沢山の体位だと言えるでしょう。
7.意見が二分するバックとオススメの体位「寝バック」
最後に早漏になりやすいともなりにくいとも言われてしまう体位を紹介します。
バック(後背位)が早漏になりやすいとする見解は、男性の挿入中の動きやすさに着目して主張されます。
その逆の意見、バック(後背位)が早漏を改善する体位とする見解は、男性が挿入中に休める部分に注目して主張されます。また、顔も胸も見ることが出来ず視覚的な興奮度が少し下がるとも言われています。
私の意見は折衷案です。どちらの言い分も正しい気がしますからね(笑)
早漏対策として、私のオススメしたいのはバック(後背位)を少し工夫した「寝バック」です。
寝バックの場合は、男性の動ける範囲がかなり限られてきます。
これによって、バックは早漏になりやすいという見解の主張を解決できます。
また背面側位と同じく密着度も高いのでオススメです。