自分がない人の特徴と心理7選!原因を知って克服しよう!

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上記で述べたように、自分がない人は自分で決断するという心理的負担から逃げるために、誰かに相談します。これを繰り返していると、自分で考えないことが当然になってきます。考える力がなくなると、仕事の指示などでは。事細かく説明しないとわからない状態となる原因になってしまいます。

自分がない人は能力が低いわけでもないので、言われたことはそつなくこなしたりできる人もいます。しかし、仕事ではいつまでも上司に1から10を伝えてもらうわけにはいきません。このような状態を放っておくと作業はできるけれど、言われたことしかできない人になってしまいます。

自分がない人の心理 (7)保守的

自分がない人は自分が過ごしやすい環境を作ろうという心理が働いています。なので、争いごとを避けるために他人に意見を合わせたりします。誰とも大きな衝突がない方が過ごしやすい環境であることは間違いありません。周囲から何を考えているかわからない人と思われていても、他人と仲良くして、その距離感を保つことの方が辛いことを知っているので、何を考えているかわからない人と思われている方が心理的に楽と思っている人もいます。

また、仕事も言われたことをやっている方が楽なので、現状を変えようという意欲はあまり見られません。仕事で辛いことがあっても、転職のための準備や仕事が変わった後のことを考えると面倒なので、辛いときも表情を隠して今の仕事を続けたりします。

自分の居心地の良い環境を作ったり、仕事に対する忍耐力があったりなど、本来であれば仕事に対してプラスの要素ですが、自分がない人はこの能力をマイナスの要素に使ってしまいます。

自分がない人になってしまう原因

自分がない人になってしまう原因は、他人に気を使いすぎるところから始まる人が多いです。集団の中で、自分の意見が少数派だった場合は多数派の意見に流されてしまったり、友人と遊びに行く先を「好きなところで良いよ。任せる。」と言って丸投げ丸投げした経験は誰にでもあります。

これは他人に行動や意見を合わせようとすることで、世間的に悪いことではありません。しかし、このときに相手に任せると楽であることを知ってしまうと危険であり、自分がない人になってしまう原因になります。最初は相手のためを思っての意味であったはずが、いつしか自分が楽をするための意味に変わってしまいます。人は楽したがる生き物なので、他人に意見を任せることが癖になってしまうのです。これが自分がない人になってしまう原因となります。

また、中には自分の印象を気にしすぎることが原因で自分がない人になってしまう人もいます。世間では少数派の意見が間違った意見のように扱われたりすることがあります。
当然、少数派の意見が間違っているとは限りません。しかし、自分のない人は間違った意見を出すことによってその場の輪を乱したくないと考えます。

そのため、他人に意見を合わせる演技をするようになります。これも癖になると自分の意見を言わずに他人に合わせる原因となり、演技することが日常化してしまいます。

自分がない人がなりやすい病気 (1)うつ病

自分がない人の性格には優柔不断や、他人からの印象を気にしすぎたりなどの特徴がありました。これらの性格が原因でなりやすい病気がいくつかあるので注意が必要です。

自分がない人がなりやすい代表的な病気がうつ病です。自分がない人には自尊心が低いです。この自尊心が低い人がなりやすい病気がうつ病なのです。うつ病にはいろいろと症状がありますが、自分がない人がうつ病になると、自尊心の低さから「自分には
価値がない」と思い込んでしまいます。

また、自分がない人の中でも、男性よりも女性の方がうつ病になりやすいという傾向があるようです。

自分がない人がなりやすい病気 (2)依存性人格障害

先に述べたように、自分がない人は優柔不断で他人に判断を委ねる癖があります。これを続けていると、何も自分で判断できなくなってしまいます。この症状が現れると、依存性人格障害の可能性が出てきます。

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