気になる高温期11日目!体温が下がるときやフライングは?
高温期11日目はそろそろ生理が近づいてくる時期。妊娠を待ち望んでいる方は、妊娠できているかソワソワしてしまいますよね。
高温期11日目に基礎体温が下がると、妊娠できてないのかな、と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
妊娠しているか早く知りたくて、妊娠検査薬でフライング検査してしまう人もいるかもしれません。
高温期11日目で、妊娠しているかわかるのでしょうか?
そこで今回は、気になる高温期11日目の症状や、体温が下がったとき・フライング検査で陰性だったときの妊娠の可能性について解説していきます。
高温期11日目ってどんな時期?体温は下がる?
高温期11日目とはどんな時期なのでしょうか。高温期は、排卵後体温が上がる期間で、基礎体温が低温期よりも0.3~0.5℃程度高い状態が続きます。高温期11日目も、一般的には体温は下がることなく高めの状態です。受精後6~7日後に子宮内膜への着床が始まり、12日後には着床が完了するといわれています。ですから、高温期11日目は、受精できていれば着床がほぼ終わる時期です。
子宮内膜に着床することで、妊娠が成立します。妊娠が成立すると、ヒト絨毛性・性腺刺激ホルモン(HCG)が分泌され、このホルモンが黄体を刺激し、黄体ホルモンの分泌が持続され妊娠が継続します。高温期11日目は着床がほぼ終わる時期ですので、この頃から妊娠の兆候が現れる人もいます。
高温期11日目の症状!妊娠の兆候は
高温期11日目ごろに現れる妊娠の兆候を、妊娠初期症状といいます。この頃に現れる妊娠初期症状には、主に以下のようなものがあります。このすべての症状が現れるわけではなく、症状や程度は人それぞれです。
(1)頭痛、腰痛
(2)下腹部がチクチク痛む
(3)おりものの増加
(4)着床出血
(5)足の付け根の重たい感じ、痛み
(6)胸の張り、痛み
(7)風邪のような症状(寒気、くしゃみ鼻水、、微熱など)
(8)吐き気、胸焼け、胃痛、胃もたれ
着床出血とは?
着床出血とは、受精卵が着床したとき、つまり生理予定日1週間前くらいに起こる微量の出血です。出血自体は着床のタイミングですが、排出されるまでに時間がかかることもあり、高温期11日目に着床出血が起こることもあります。
着床出血の出血量や期間は人それぞれですが、着床出血が起こるのは全体の2%前後ともいわれ、着床出血をしない人のほうが多いようです。ですから、着床出血がないからといって、心配する必要はありません。
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高温期11日目の症状は、見極めが難しい
高温期11日目に現れる妊娠初期症状をご紹介しましたが、このような症状は、実は生理前の症状ととても似ています。例えば、下腹部の痛みは、生理前の痛みと変わらずまた生理が来ると落ち込んでいたところ、結局生理が来ず妊娠していた、というケースも多いです。