言葉が出てこないのは病気かも!ストレスが原因?予防するには?

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言葉が出ないようにならないために (8)有酸素運動

先に述べた通り、ストレスの発散と脳と体を使うため、言葉が出ないようにならないようにするために運動は有効です。運動も毎日続けることが大切です。ウォーキングやストレッチなどの汗を少し書く程度の軽い運動でも構いません。運動することで、右脳と左脳をバランスよく使い分ける訓練が自然と行われます。

言葉が出ないようにならないために (9)コミュニケーション

会話が苦手で言葉が出ないようになってしまう人には、直接的な訓練が有効です。人は苦手なことは避けようとします。しかし、苦手なことを避けていては、いつまでも苦手なままです。つまり、会話が苦手だからと言って、訓練せずにそのままでいれば、いつまでも言葉が出ない状態が続くということです。

訓練方法は、とにかく人とコミュニケーションを取ることです。できれば、会話を意識して回数を増やすことが有効ですが、苦手なことなので大きなストレスを感じてしまう可能性があります。そのような人はうまく会話できるように意識しなくても良いので、誰かと遊びに出かけたり、食事に行ったりして、会話の場を増やすことを意識しましょう。

会話の場にさえ行けば、自然と会話の回数が増えるので、訓練になります。また、遊びに行く場所を調べたり、お店を予約したり、相手の予定を聞いたりなど、計画を立てることも脳を使うことになります。

言葉が出てこない若者

言葉が出てこなくなるのは高齢者だけではありません。実は、20代や30代などの若い人でも言葉が出ないというときがあります。特に人の名前や、最近あったことなど、すぐに忘れてしまう20代の若者が増えているそうです。これから働き盛りを迎える20代の若者がすでに仕事に対して支障をきたしてしまうほど、記憶力が低下しているのです。

これは若年性健忘症の可能性があり、20代という早い段階でこの症状に悩んでいる人は意外と多いです。

若者の記憶力低下の原因

もともと、記憶力は20代から徐々に落ちていくと言われています。しかし、仕事に支障が出るほど記憶力が一気に低下することは通常ではありません。ここまで記憶力が低下するには何らかの原因があります。中には、事故などで脳に障害を負ってしまったり、仕事によるストレスから何らかの症状が引き起こされていることもあります。

ですが、最も問題とされている原因が、世の中が便利になりすぎたことで、若者に考える力がつかないということです。わからないことがあれば、ネットを調べればすぐにわかります。自分で面倒なことをしなくても、勝手に作業してくれるアプリやツールがあります。これらを若いうちから使いすぎることによって、自分で考える機会が減ってしまいます。

今まで考える機会が少なかった若者が20代になって仕事を始めると、自分で物事を考えないといけなくなります。しかし、考える力が弱い20代は思うように仕事で結果が出ないことに悩んでしまいます。

考える力の代わり

若年性健忘症に悩んでいる20代は多いです。これは考える力が弱く、脳をあまり使ってこなかったことが原因のときがあります。しかし、20代の若者たちには、考える力の代わりに身に付いている力があります。それは、調べる力です。

今は多過ぎるほど、情報が溢れています。その大量の情報の中から、自分にとって必要な情報を引き出すことは難しいことです。また、その情報の信憑性や正確性なども重要です。これらを段取り良く、情報を引き出せる能力を20代の若者は持っています。

もしかすると、20代の若者たちにとっては記憶力が低下したのではなく、記憶力を必要としなくなってきたのかもしれません。今は常に最新の情報で溢れているので、これからは自分の脳に必要な知識を入れておくのではなく、自分に必要な知識に段取り良くたどり着く力の方が大事なのかもしれません。そして、20代はすでにそのことを実行しているのかもしれません。

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