高温期はいつから数える?平均期間は何日?いつまで続くの?

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そもそもなぜ高温期と呼ばれる時期があるのでしょうか。赤ちゃんをお腹の中で育てるためには、普段の体温より0.3~0.6℃高めの体温を維持する必要があるからなのです。

そのため、排卵前後は受精卵を迎える為に高温期になり、受精せず生理が始まると低温期(通常の体温)に戻るため高温期と低温期が出来るということです。

高温期と低温期が分かれている

高温期と低温期がはっきりしている基礎体温の場合は、ホルモンの分泌が正常になされているので妊娠もしやすい状態といえます。

このような基礎体温のグラフになる人は比較的生理痛などもないか、もしくは非常に軽い人が多いです。

高温期と低温期がはっきりしない

基礎体温を測りだしてみて、高温期と低温期が分かれていないグラフが完成した時は、無排卵月経の可能性がとても高いです。無排卵月経の場合、ホルモンバランスが崩れているので高温期や低温期があまり現れません。むしろ低温期のみが続く場合が多いです。

妊娠を望んでいても、排卵をしていなければ難しいので産婦人科を受診してみましょう。薬などで簡単に治ることが多いです。

いつからいつまで高温期②高温期に入るのはいつから?

基本的には排卵日前から妊娠準備に体が入るので、排卵日前日から高温期が始まると考え、排卵日前日=高温期0日目と数えるのが基本です。

そのため、基礎体温のグラフをつけていれば高温期に入った日から排卵日がいつだったか数えることが出来ます。こうすることで、自分の排卵日をある程度予測をつけていくことができるようになるのです。

いつからいつまで高温期③高温期の症状

高温期といっても低温期に比べて0.3~0.6℃程の違いなので、自覚症状のない人がほとんどですが、中には体がポカポカしてるなど微妙な体温差を感じる人も数えるほどですがいるようです。

高温期の症状は妊娠初期と似たような症状が出る場合もあり、妊娠しているのかどうか区別がつきにくいのも特徴です。

胸が張る

妊娠準備として乳腺にも変化が現れます。これも黄体ホルモンの仕業で高温期の間、胸が張ったり乳頭に痛みや痒みを感じる症状がでることもあります。

人によって症状はまちまちですが、高温期の期間中ずっとこのような症状を感じる人もいれば、治まったりまた症状が現れたりします。

下腹部痛

高温期の下腹部痛は子宮内のうっ血が原因で痛みを感じることがあります。

受精卵を受け入れるため子宮内膜が厚くなり、それに伴い血液が集まるのでうっ血しやすく下腹部痛という症状を引き起こしやすくなるのです。

むくみや便秘

むくみや便秘の症状は体内の栄養が子宮内に集められるために起こります。普段、食事などから摂取した栄養をエネルギーとして内蔵など各器官は働いていますが、高温期に入るといつ受精卵がきてもいいように準備を始めます。

そのため、大腸など内蔵の働きが弱くなり便秘などの症状になりやすくなります。むくみは体内に水分をため込もうとする作用が働くために起こります。

眠気やだるさを感じる

眠気を感じたり体がだるいと感じる症状は、栄養を子宮にほぼ回してしまうので体が休みたがっている証でもありますが、もう一つ黄体ホルモンの分解が関係しています。

黄体ホルモンが活発になっている時期はそれに伴い眠気を誘発する成分も分泌されています。その為、いつもより眠気を感じたり体を動かすのがだるくなる症状が現れます。

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