情緒不安定の症状と原因とは？治し方9選も解説！

情緒不安定な状態は、原因を特定できれば改善する方法も自然と見つかるかもしれません。

皆さんの生活に当てはまるものはないか、家族や恋人は大丈夫かなど、自分のことに置き換えてぜひチェックしてみてくださいね。

情緒不安定になる原因の１つめは、ホルモンバランスの乱れです。情緒不安定な心理状態に関係するホルモンは、主に男の人よりは女の人に対する女性ホルモンが影響すると言われています。

女性は特に毎月生理がくるたびにホルモンバランスが乱れ、イライラが高まったり憂鬱な気分になったりするなど心に変調をきたす人がたくさんいます。

女性ホルモンは肌を綺麗にしたり髪に艶を与えたりと良い影響もあるのですが、心理的に情緒不安定を引き起こす大きな原因にもなります。

生理中の女性ホルモンの変化は男の人には理解しにくい部分ではありますが、家族や彼女がやけにケンカ腰で話しかけてきたり、不満をぶつけてくるような時は女性ホルモンが影響しているかもしれないと考え、優しく接してあげるようにしましょう。

情緒不安定になる原因の２つめは、過去のトラウマが関係している場合もあります。

子供の頃に受けた心の傷や過去の恋愛で受けた辛さなどが何かのキッカケで思い出されると、心理的に非常に危うい状態になってしまうことがあります。

過去のトラウマは簡単に治すことはできません。そしてトラウマが深ければ深いほど何度もツライ光景がフラッシュバックしては泣くことになってしまったり、人にやつあたりをしてしまうこともあります。

女の人や男の人に限らず、過去に何らかのトラウマを抱えている人は少なくありません。まずは過去に受けたトラウマを乗り越えなければ情緒不安定を治すことはできません。

自分の内面と向き合う勇気を持ちましょう。

情緒不安定になる原因の３つめは、心身の疲れです。

仕事が忙しかったり、恋愛や家庭内がうまくいっていないような時は意味もなく落ち込んでしまったり荒々しい気分になったりするものです。

情緒不安定な心理状態を抱えていると、感情的になって仕事や恋愛、家庭内の問題をさらに悪化させることにもなりかねません。自分の心や体が疲れていると、思ってもいないことを相手に言ってしまい傷つけてしまうこともあります。

些細なことが原因で泣く時などは一度落ち着いて、自分がかなり疲れているのだということをはっきりと自覚して受け止めることが大切になります。

情緒不安定になる原因の４つめは、人間関係のストレスです。

人は生きていく以上、自分の好きな人ばかりと一緒に過ごすわけにはいきません。大人の男の人や女の人であれば、人間関係で我慢しなければならない場面がたくさんあります。