赤ちゃんの痙攣の症状と原因、対処法解説!新生児のひきつけに要注意

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熱性痙攣は風邪などで熱が38度以上出ると発症しやすいと言われていて、家族が熱性痙攣の経験がある場合は特に起こりやすくなるとも考えられています。

新生児の痙攣が熱性痙攣の場合は一度きりで終わることが多く、二度目はあまり起こらないことがほとんどです。二度目の痙攣があった時は他の原因も考えながら、冷静に赤ちゃんの様子を観察しましょう。

子育て中のママやパパが気になる赤ちゃんの熱性痙攣の後の後遺症ですが、特に脳などへの後遺症は出ないと言われています。念のため痙攣がおさまった後もしばらくは赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因(3)脳の外傷

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因の3つめは、脳の外傷です。

脳の外傷というと少しビックリしてしまいますが、例えば子育て中にママやパパが赤ちゃんを抱っこしていて転んでしまった時などに赤ちゃんが頭を打ってしまったりすると痙攣の原因になることもあります。

新生児の赤ちゃんは脳に外傷を受けると、その時に泣くことはなくても時間が経ってから寝てる時などに手足の痙攣を起こすこともあります。

脳の外傷が痙攣の原因になっている時は、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり嘔吐を繰り返すこともあります。脳の外傷は悪化すると大きな後遺症を残してしまうことになりますので、後遺症が心配な場合はすぐに病院で診察を受けさせるようにしましょう。

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因(4)低血糖

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因の4つめは、低血糖です。

新生児の赤ちゃんはまだお母さんのおっぱいを勢いよく飲む力がついていません。胃も小さく体力もないため、少し飲むとすぐに眠ってしまい授乳の間隔も短くなります。

あまりにおっぱいやミルクを飲まない赤ちゃんは、子育て中のママやパパは「大丈夫かな。」と心配になってしまうこともありますが、赤ちゃんはお腹の中にいる時にたくさんの栄養を蓄えてきているため、それを使って体力などを補給していることが分かっています。

しかし赤ちゃんが未熟児や早産で生まれた場合は、その蓄える栄養が足りずに低血糖になってしまう場合があります。赤ちゃんが低血糖を起こしてしまうと、寝てる時に手足の痙攣が起こり、脈が早くなって泣く元気もなくなってしまいます。

赤ちゃんが低血糖を起こした場合はすぐに対処できれば後遺症が残る心配はありません。しかし低血糖に気付くのが遅れたり治療が遅れてしまった場合は深刻な後遺症が残る場合があるため注意が必要です。

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因(5)感染症

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因の5つめは、感染症も考えられます。

生まれてすぐの赤ちゃんはお母さんからもらった免疫力があるため比較的風邪などは引きにくいと言われています。しかし絶対に風邪や病気にならないわけではなく、新生児でも色々な感染症にかかってしまうことは当然あります。

新生児の赤ちゃんが脳炎を引き起こす感染症にかかってしまった場合、上記でご紹介したような様々な痙攣症状が出ることがあります。

脳炎は放っておくと重篤な後遺症を残すことになります。赤ちゃんが寝てる時に何度も痙攣を繰り返す時やまた長時間にわたって症状が落ち着かない時などは、すぐに病院で診察を受けなくてはなりません。

早い処置が後遺症を防ぐことになりますので、赤ちゃんの機嫌や顔色、痙攣の様子などをしっかりと観察して判断しましょう。

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因(6)低酸素症

新生児の赤ちゃんの痙攣の原因の6つめは、低酸素症です。あまり聞きなれない病名ですが、字のごとく赤ちゃんの体や脳に酸素が十分行き渡らないことが原因の病気です。

低酸素症は産まれる前、または出産時に子宮不全などが原因で赤ちゃんが仮死状態になってしまうのが原因であるといわれてます。

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