記事の目次
- 1.現実逃避ってどんな行動?
- 2.どんな心理状態のときに現実逃避するのか
- 3.現実逃避する人の心理①プライドが高すぎる
- 4.プライドが高いタイプの現実逃避の対処法
- 5.現実逃避する人の心理②責任感がない
- 6.責任感がないタイプの現実逃避の対処法
- 7.現実逃避する人の心理③飽きっぽい
- 8.飽きっぽいタイプの現実逃避の対処法
- 9.現実逃避する人の心理④意志が弱い
- 10.意志が弱いタイプの現実逃避の対処法
- 11.現実逃避する人の心理⑤キャリアプランがない
- 12.キャリアプランがないタイプの現実逃避の対処法
- 13.現実逃避する人の心理⑥遊び好き
- 14.遊び好きなタイプの現実逃避の対処法
- 15.現実逃避する人の心理⑦感情的に思考する
- 16.感情的に思考するタイプの現実逃避の対処法
- 17.現実逃避する人の心理⑧落ち込みやすい
- 18.落ち込みやすいタイプの現実逃避の対処法
- 19.現実逃避する人の心理⑨プライベートでは怠惰
- 20.プライベートでは怠惰なタイプの現実逃避の対処法
- 21.現実逃避の対処法まとめ
はじめの頃はいいけどだんだん飽きてくると投げやりになって現実逃避しだす癖のある人もいます。このタイプの人は逆に新しいものにはすぐに夢中になる人が多いので、熱しやすく冷めやすいタイプといえるでしょう。仕事でも入社したばかりの頃は夢中になって仕事に取り組むので、朝早起きして誰よりも早く出社したり、上司や先輩の指示を積極的に聞いたりします。
そのため最初のうちは高い評価を受けますが、だんだん仕事に慣れてくると飽きてくるのです。そうすると朝もぎりぎりまで寝るようになって遅刻するようになったり、言われたことをきちんとやっていなかったりします。こういった朝遅刻しそうな時間ぎりぎりまで寝ることや、仕事をさぼるというのも現実逃避の1種で、最初の評価が高かった分周りからは冷たく見られたりします。
飽きっぽいタイプの現実逃避の対処法
飽きっぽいタイプの人は最初に自分の興味や関心だけで仕事や職業を選びがちです。その時々で面白そうなものに夢中になってすぐ飽きる癖があるので、結果的にはいろんな仕事を転々として、気が付いたら何のスキルも身についてないという事態になります。
そのため対処法は事前に長期計画と短期計画を立ててから行動に移す方法がよいでしょう。長期計画は5年や10年先の目標を決めて、短期計画は月ごとや1週間ごとに目標を決めて行動するようにしましょう。そうすれば少しづつ達成感を得ることができて、すぐに飽きてしまうことは無くなります。
現実逃避する人の心理④意志が弱い
ある意味もっとも分かりやす現実逃避する人のタイプが、単純に意思が弱い人です。例えば勉強しようと思っても漫画を読む、掃除を始める、すぐ寝るなどの行動をとる人です。仕事をしようと思ってパソコンを開いたらネットサーフィンをしていたりということもあります。目の前の嫌なことから現実逃避するのが癖になっているとも言えます。
このタイプの人は自分が現実逃避している自覚がある人がほとんどです。やらなきゃいけないのは分かっているんだけど…という感じですね。それでもついつい手近な楽しいものに手を出してしまいます。それでも意志が弱い人は行動力もない人が多いので、目の前の仕事が嫌でもいきなり会社を辞めたりはしないで、なんとかやるべき最低限のことをこなしている、という感じになってしまいがちです。
意志が弱いタイプの現実逃避の対処法
意志が弱い人に対していきなり「意志を強く持て」といっても効果はありません。いわゆる根性論タイプの対処法ですね。世の中にはこの対処法を勧める人は大勢います。他にももっと困難な状況にいる人を引き合いに出して、「お前の大変さなんて大したことはない」という人もいますが、この方法もまず効果はないでしょう。そんなことで解決するくらいならとっくになんとかなってます。
もちろん簡単に自分の意志を強くする方法があったり、そんなきっかけがあればよいですが、意志を強くすることができないならまずは環境を変えることです。現実逃避というのは行動の問題です。つまりやりたくない勉強が目の前にあって、そこから逃げるために漫画を読むという行動をとるのです。
意志が弱い人は特にやりやすい、簡単なことで現実逃避する人が多いので、単純に簡単にできる娯楽を身の回りからなくしてしまう方法が有効です。漫画や雑誌、ゲーム、場合によってはテレビも。こういったものを一度身の回りからなくしてしまって、簡単に遊べない状況に置いてしまうようにしましょう。最初は「他にやることがないからしかたがないか」くらいの気持ちでいいのです。