正月飾りっていったいなに?その由来や歴史とは
日本人にはなじみ深い正月飾り。多くの家庭ではクリスマスが終わると同時に早くも正月飾りの準備を始めます。外国にはない日本独特の正月飾りは、昔ながらの和雑貨を飾ったり縁起物を飾ったりと日本文化を心ゆくまで楽しむことができる風習です。
お正月はなんと日本最古の伝統行事であると言い伝えられており、その始まりはなんと6世紀半ば以前だと考えられています。
お正月はもともとお盆と同様に祖先を敬う大切な日でもあったのですが、仏教の考えが世に広まると同時に歳神さまを迎え豊穣を祈願するおめでたい行事へと変化してきました。
現代のようにきらびやかな和雑貨である正月飾りを飾るようになったのは、庶民の生活に少し余裕がでてくる江戸時代になってからだと言われています。
貧しかった昔の人々も歳神さまを迎え入れるために出来る限り家の中を綺麗にし、神棚に正月飾りを置いてお祝いしていたのだと思うと、日本人の信仰心の厚さが感じられますね。
おしゃれで簡単!正月飾りは手作りを楽しみましょう!
伝統ある日本の正月飾りですが、最近では簡単に作れる手作りの正月飾りも人気があります。小さな子供から高齢者の方まで、お金をかけずに短時間で作れる正月飾りを楽しんでいる人がたくさんいます。
手作りは既製品にはない温かみがあります。皆さんもぜひ家族の喜ぶ顔を想像しながら正月飾りを手作りしてみてはいかがでしょうか?
若い方は正月飾りや正月の玄関飾りというと古臭いイメージがあるかもしれませんが、ちょっとしたアイデアと工夫があれば正月飾りはとってもキュートで可愛らしく作ることもできます。
手芸や工作が好きな方は、ぜひ子供と一緒に簡単な正月飾りの手作りを楽しみましょう!
手作りの正月飾りの必要材料
まずは手作りするのに必要な材料を見ていきましょう。正月飾りによって向いている材料を取り入れるのがおすすめです。
しめ縄
本来はしめ縄は藁を縛って作りますが、手作りで作る場合には見た目が藁に見える紙ヒモや、クリスマスのリースを使うことで代用できます。
また、フェルトやちりめんの布で作成しても可愛いいしめ縄風の代わりができます。
飾り付けには水引や造花があると華やかになるでしょう。これらを取り付けるにはグルーガンがあると便利ですが、ない場合はボンドや接着剤でも可能です。
門松
門松は折り紙や画用紙、トイレットペーパーなどペーパークラフトで簡単に代用可能です。
手作りの正月飾りの材料を安く準備するには?
それではまず、手作りの正月飾りの材料を安く準備する方法をご紹介したいと思います。
手作りの一番良いところは、お金をかけずに色々と楽しめるところです。年末になると100均には安くて目を引く正月雑貨がたくさん販売されますし、自宅の中を見てみると使えそうな廃材などもあるはずです。
ここではまず手作りの正月飾りの材料を安く準備する方法を5つご紹介します。
使えるかどうか疑問だった材料が、組み合わせや使い方次第で思いがけず素敵な材料になることも!手作りを開始する前に一度目を通してみてくださいね。
➀100均
手作りの正月飾りの材料の準備で外せないのはやっぱり100均です。
100均ではとても100円に見えないほど品質の良い雑貨や、お買い得な商品がたくさんあります。正月飾りでも縁起物のだるまや金色の和柄の扇子など、買ってそのまま使える玄関飾りやしめ縄などの商品も多く販売されています。
100均では正月飾りを一から手作りしたい人にとってもフェルトや羊毛、折り紙や画用紙などありとあらゆる手芸用品や文房具が取り揃えられています。正月飾りにあまりお金をかけられない人は、足りない材料だけを100均で揃えるのがオススメですね。
ただし100均の商品の中にはホームセンターなどで購入した方が安い商品もありますので、損をしないようにきちんと確認して購入するようにしましょう!
■参考記事:正月飾りを折り紙で!コチラも参照♪
➁クリスマス飾りをリメイク
手作りの正月飾りの材料の準備の2つめは、クリスマスの飾りをリメイクすることです。クリスマスの時期にも手作りを楽しんだ人は、その作品に少しアレンジをくわえて正月飾りにすると簡単でお金もかかりません。
例えば玄関飾りなどにクリスマスにリースを作った人は、ポインセチアや鈴などのクリスマスの装飾を外して、和紙を巻き付けて和の雑貨をつけるだけでお正月の玄関飾りが完成します。
手作りの正月飾りの材料を安く準備するためには、いま自宅にある材料を使い回しするのも良いですね。