手作りの正月飾りの材料の準備の3つめは、空き箱やラップの芯を活用することです。お菓子が入っていた空き箱やラップの芯はとても丈夫な素材で出来ていて、そのまま捨てるのは勿体ない時がありますよね。
いつもはすぐに捨ててしまう箱や缶などは取扱いが非常に簡単で、正月飾りを作る時はとても素敵な材料に◎小さな子供がいる家庭では箱や缶を使って作る正月飾りは、冬休みの宿題の自由工作を作る時にも使い勝手がよく重宝します。
そのままでは見栄えが悪いものも、上から紙やセロハンなどを貼れば立派な手作りの材料になり、玄関飾りにしても恥ずかしくないほど立派なものが作れます。
④生地の端切れ
手作りの正月飾りの材料の準備の4つめは、生地の端切れです。手芸をした時に少しだけ残ったフェルトや布の切れ端、古くなった洋服の布地など、端切れは手作りの正月飾りのとても良い材料になります。
お正月気分を出したい時は、もう着なくなった着物や帯があればそれを使うのもおすすめです。手作りの正月飾りがより一層華やかに。
端切れはサテン生地やフェルト生地など、材質の違うものを組み合わせて正月飾りや玄関飾りを作っても面白い物が出来上がります。
それぞれ少しの生地しかなくても、布小物を作るだけでなく缶や空き箱に貼り付けて使ったり、お手玉やリースなどを作る時にも使うことができます。
フェルトや洋服の生地などは古布としてゴミで処分してしまうのではなく、綺麗な部分だけでも切り取ってためておくと後で何かと便利です。
⑤自然にあるものを利用
手作りの書月飾りの材料の準備の5つめは、自然にあるものを利用することです。自然にあるものとはたとえば道路わきに落ちている木の実や枝、自宅の庭に咲いている葉や花などです。タダで使えてナチュラル感たっぷりの最高の材料になります。
自然にあるものを利用するのは自分が小学生だった頃の子供時代を思い返しますね。子供がいる家庭の人や高齢者の方などは、私有地に入らないように気をつけながら散歩中に材料集めをするのも宝探しのようで楽しいものです。
自然にあるものは1つとして同じ形のものはないので、オリジナルあふれる自分だけの正月飾りを楽しむことができます。広い公園やお散歩に出かける時はビニール袋を持参して、気になる材料を集めてみましょう!
自然派のインテリアや玄関飾りが欲しいと思っている人にとっては、自然の素材は宝物になりますよ。
▼:正月飾りで縁起のいい花は?
手作りの正月飾りの作り方を5つご紹介!
それでは材料が集まりましたら、さっそく手作りの正月飾りを作ってみましょう!手作りの正月飾りは子供から高齢者の方まで楽しめるとってもオススメの工作や手芸です。
お正月に家族が集合する人や親戚などの来客がある高齢者の方、または冬休みに自由工作の宿題が出た子供などは、フェルトや空き箱などを使って簡単にできる正月飾りや玄関飾りにチャレンジしてみましょう。可愛い手作りの正月飾りは人目を引くこと間違いなし!
既製品の完璧な作りも良いですが、少し雑な部分があっても手作りのお正月飾りの良さはまた格別です。子供はいる人は子供と親子で一緒に、おじいちゃんやおばあちゃんなどの高齢者の人がいる家庭は、ぜひ手先を動かして高齢者の人と一緒に手作りを楽しみましょう!
➀繭玉の正月飾り
手作りの正月飾りの1つめは、繭玉の正月飾りです。
繭玉というのはお正月に店先などでよく見られる飾りもののことです。垂れ下がった枝に縁起物の飾りやピンクと緑の玉がたくさんついたとても華やかな飾りです。
まだまだ寒さが厳しいお正月ですが、繭玉の正月飾りのところだけまるで春が来たようにパッと明るくなるのが特徴の飾りです。
土台となる木の枝は公園などで自然に落ちているものを拾ってきても良いですし、100均などに売ってる桃の枝を買ってきても良いですね。
フェルトや折り紙などでお正月にふさわしい小物をたくさん作り、たこ糸などで枝に1つ1つ吊るしていけば完成します。
赤や緑の繭玉はまず上新粉を準備し、熱湯でこねていきます。こねている間に食紅や食用の着色剤などを使って生地の色を赤や緑に変えていきます。パン生地のような質感になったら少しずつ小分けしてだんご状に丸めていくと繭玉の出来上がりです。
お正月の繭玉飾りの繭玉は、どんど焼きなどの火で焼いて食べると良いとされています。高齢者や小さな子供が食べる時はのどに詰まらせないように十分注意して見守るようにしましょう。
繭玉飾りを長く楽しみたい時は、上新粉ではなく紙や粘土で作った繭玉にするのも良いアイデアです。繭玉飾りをお正月の玄関飾りにする場合などは鳥避けのためにも作り物の繭玉を使うのがおすすめです。
簡単に作れてとても見栄えの良い繭玉飾りは、ぜひ子供や高齢者の方も手作りしてみてはいかがでしょうか。
➁100均材料のしめ縄
手作りの正月飾りの2つめは、100均材料のしめ縄です。
手作りのお正月飾りの材料集めには100均がオススメだと上記でもご紹介しましたが、100均ではクリスマスを過ぎるとほとんどのお店でお正月用品の特設コーナーが設置されます。その中には、わらを編んだだけのシンプルなしめ縄も販売されます。
わらを編んでしめ縄の形にするのは難しいですが、最初からしめ縄の形に編まれたものに飾りをつけていくだけであれば子供や高齢者でも簡単に作ることができます。
100均のしめ縄や造花などがあれば、子供や高齢者でもその飾りの選び方や付け方を変えるだけで自分だけのオリジナルのしめ縄を作ることが可能です。
和風のしめ縄には和の飾りはもちろん、意外と洋風な大輪の造花などもよく合います。センスの良い組み合わせを考えてみましょう。
③折り紙の正月リース
手作りの正月飾りの3つめは、折り紙の正月リースです。
折り紙は日本のとっても楽しい伝統文化です。どんな複雑な形のものも作ることができるといっても過言ではありません。
折り紙で作るお正月用のリースは簡単にできて特別な材料をそろえる必要もなく、折り紙とペンがあれば子供でも高齢者でもコツコツと作り上げる楽しみがあります。
基本のリースの形が出来上がった後は、折り紙でお正月らしいダルマや門松、羽子板や紅白鶴などを折ってセロテープで止めるとさらに可愛く仕上げることができます。
折り紙は水に濡れると弱いため、玄関飾りなど屋外に飾るのはあまり向いていません。室内で楽しめるようにリビングや子供部屋に飾るのがおすすめです。