【妊娠8週目の赤ちゃん⑥】心拍がわかる!
お腹の赤ちゃんの心拍というのは、妊娠7週目ではすでに確認されているかと思いますが、妊娠8週目ではよりはっきりと確認することが出来ます。
妊娠8週目の検診で初めて赤ちゃんの心拍をエコー検査で確認する妊婦さんも少なくないことでしょう。
まだ、産婦人科の特殊なエコーの機械を使わなければお腹の赤ちゃんの心拍を確認することはできませんが、それでも小さな体でも一生懸命心拍を打っていることがわかるのは、妊婦さんにとってはこの上ない喜びと感じることでしょう。
【妊娠8週目の赤ちゃん⑦】脳や神経系が機能する様に!動きも!
妊娠8週目になると、神経系統が発達して、赤ちゃんが自発的に動き始めるようになります。
まだ動き始めるとは言っても、赤ちゃんの大きさはとても小さく、骨や筋肉も発達していないので、ママが胎動を感じるほどの動きをすることはできません。
しかし、ママの子宮の中を自分の力で動くことができるようになるのが、この妊娠8週目の時期になります。
【妊娠8週目の赤ちゃん⑧】排泄が始まる!
妊娠8週目の頃になると、エコーでは見せませんが、赤ちゃんの体の中には、 胃と肝臓と腎臓が作られます。
まだ、細かい機能などはこれから発達していくのですが、この時期になると赤ちゃんは羊水を飲んでおしっこができるようになります。
おしっことは言っても、羊水は完全に無菌状態なので、羊水を飲んでおしっことして排出していても何の問題もありません。
おしっこをしている様子をエコーで捉えることはちょっと難しいのですが、まだまだ大きさも小さな体なのに、もう体の機能が動き始めているなんて、ちょっと不思議な気もしませんか?
妊娠8週目のママの様子は?
妊娠8週目の頃のお腹の赤ちゃんが、エコーで見える大きさは小さいながらも驚くべき発達を遂げていることがわかりましたね。
次は、妊娠8週目の頃のママの体調や様子についてみていきましょう。
妊娠8週目の頃というのは、妊婦さんにとってはつわりが一番大変な、妊娠期間中では一番辛い時期に当たります。
この、辛い時期の妊婦さんの様子についていろいろと見ていきましょう。
【妊娠8週目のママの様子①】お腹の大きさは?
まずは、妊娠8週目の頃のママのお腹の大きさについてみていきましょう。
この頃のママのお腹の大きさというのはどのくらいの大きさなのでしょうか?!
妊娠8週目の頃の子宮の大きさというのは、にわとりの卵の2倍ぐらいの大きさになっています。
妊娠前の子宮の大きさというのはにわとりの卵程度の大きさなので、子宮の大きさは一回りほど大きくなったと言えるでしょう。
しかし、まだ見た目でわかるほどお腹の大きさには変化は起きていません。
自分で触ったときに、下腹が多少ふっくらとしてきたかなと感じる程度で、お腹の大きさの見た目から妊娠していることは周りからはわからないでしょう。
【妊娠8週目のママの様子②】つわりがピーク!
妊娠8週目の頃のママの様子を見ていくのに、外すことが出来ない点が、つわりが一番のピークを迎える時期だということです。
つわりによる吐き気や胃のムカつきなどの胃腸症状や、よだれつわり、眠りつわり、食べつわりなど、つわりに関する様々な妊婦さんの症状のピークは、妊娠7週目から8週目にやってくると言われています。
妊婦さんにとっては妊娠期間中で最も体調がきつい時期になるのですが、これはお腹の中で赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあります。
つわりの症状がきつ過ぎる場合には、こまめに休憩を入れるなどして、無理を過ぎずに体をいたわりながら、何とか頑張ってこの時期の症状を乗り切ってください。
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