内向的な人の性格の特徴11選！外向的な人との行動の違いは？

内向的な人の性格の特徴⑦は、自分の意見や感想をあまり口にしないことです。自分の中で納得していればそれで良いというタイプも多く、わざわざ相手の承認を求めようとはしません。
しかし、口には出さないだけで、何も考えていないというわけではありません。内向的な人が話す前にじっくり考えるように、自分の意見や感想と呼べる考えを持っています。

外向的な人の会話のペースに合わせようとして、うまく自分の意見や感想を伝えられなかったり、言葉選びが間に合わなかったりすることもあるかもしれません。急かさず耳を傾け、内向的な人の会話のペースに合わせれば、内向的な人の率直な意見や感想を聞けるでしょう。

女性の場合は、この「自分の意見や感想をあまり口にしない」という特徴は、言い換えれば、普段は淑やかでおとなしいけれど芯のある女性というイメージにつながるかもしれませんね。

内向的な人の性格の特徴⑧は、相手の表情の変化を読み取れることです。内向的な人は、自分の意見や感想をあまり口にしないため、必然的に聞き役に回ることが多いです。内向的な人は聞き役の素養が高く、自然と人の表情を見つつ、人の話した情報をきちんと理解しようと耳を傾けるため、相手の機微を察知しやすいのです。

ただし話の内容や相手の表情、周りの雰囲気などの情報量が多い分、一対一や少人数といった落ち着ける環境の場合にのみ発揮できる特徴です。大人数になればなるほど、自分の心の方が落ち着かなくなり、あまりの情報量にキャパオーバーしてしまいます。

内向的な女性に気配り上手が多いのはこのためでしょう。

内向的な人の性格の特徴⑨は、電話での会話が耐えられないことです。内向的な人ほど電話よりもメールを好みます。

メールは、受信してから返信まで多少のズレが生じても問題ありませんし、何なら何かの片手間にできてしまいます。しかし一方で、電話はかかってきたら、すぐに受話器を取らなければなりません。そして電話の会話だけに集中する必要があります。自分の時間を強制的に中断されるのは、内向的な人にとっては精神的に辛いもの。せめて自分の都合の良いタイミングでかけ直したいと思うようです。

また電話をすると大抵の場合、世間話のような雑談をすることになります。これも内向的な人が電話を嫌がる理由の一因となっているようです。

内向的な人の性格の特徴⑩は、スキンシップが苦手であることです。声や音といった外からの刺激が多い人混みはもちろん苦手ですが、その外からの刺激には、他者とのスキンシップといった物理的な触れ合いも含まれます。握手や挨拶のハグにも消極的で、突然されると委縮してしまいます。
ある程度の距離を保ち、人の多い場所では人に囲まれないように隅へ行こうとします。

恋愛にも消極的な女性は、内向的な性格の方が多いようです。

内向的な人の性格の特徴⑪は、空気は読めるが乗れないことです。内向的な人は、相手の表情の変化を読み取り、相手の話によく耳を傾けられるため、空気を読むこと自体は得意であることが多いです。

しかし、その空気に乗るのは苦手。たとえばお酒の席。たとえば学生時代の文化祭。外向的な人が周りの雰囲気に合わせて気分が高まっていくのに対し、内向的な人はそれがありません。周りの楽しい空気を感じ取ることができても、自分も一緒になって楽しむことが中々できないのです。

外向的な人は、そんな内向的な人を見て「ノリの悪い奴」だと思うかもしれません。しかし、これは内向的な人が周りをきちんと客観視できているということ。場の雰囲気に流されず、理性的で物事を判断できるのです。

もちろん空気に乗るのが苦手なだけで、空気に合わせて行動する処世術は持ち合わせていることがほとんどです。内向的な人は、自分のやりたいようにすれば「ノリの悪い奴」だと思われることを理解しています。空気を読んで、その空気に何とか乗ろうと日々努力していますが、その結果どうしても疲れに繋がってしまうようです。

いかがでしたか？「内向的な人の性格の特徴11選！外向的な人との行動の違いは？」でした。

周りの環境が内向的な性格にマイナスイメージを植えてつけているだけで、実際、内向的な性格には良いところがたくさんありました。

静かな場所を好むのは決して悪いことではありませんし、会話に疲れやすいだけで会話が嫌いなわけでもありません。話す前にじっくりと考え、自分の発言に責任を持つのは、内向的な性格の美徳だと言えます。

お互いに相手が外向的な性格だから…内向的な性格だから…と敬遠せず、お互いの会話のペースに合わせ、腰を据えてじっくり話してみると、自分とは違った意見や考えを聞けて、新たな発見があるかもしれませんね。