②刈り上げの位置や残す髪の長さも伝える
よくある頼み方の失敗例が自分の描いている髪型と理容師さんが描いている髪型のイメージが違う場合です。
若い年代の人には少ないようですが、希望するヘアスタイルの写真を持参しない人もいますよね。サイドやバックなどが写っている写真はむしろヘアカタログやサイトでない限り珍しいです。
そのためツーブロックの場合気になるのはどこまで刈り上げるかの問題や刈り上げ部分の短さ、また被せる髪の長さにも言及する必要があります。
特に刈り上げる部分は後での修正はできません。1度気にいらないツーブロックになってしまった後に修正しようと思っても、一気にボウズくらいまで行ってしまいます。
すくだけの部分ならまだいいですが、特に短くしてしまう部分については仕上がりの具体的さがツーブロックにとっては大事です。
③自分の好みは先に伝えておく
「自分は顔の左右差が気になるから左側にかけてアシメにしてバランスをとりたい」
「くせ毛が気になるからある程度伸びた後でも大丈夫なようにバリカンは3mmで、バックも短めに残したい」
など個人個人で気になる部分はあると思います。満足いく仕上がりにするためにも、自分が求めているのはどういった傾向の髪型なのか伝えるのは切る前が最適です!
④テンプレに沿う
テンプレの髪型の方が切る側としては喜ばれる傾向があると感じます。
「いつも同じ髪型を注文してくる人もいるけどそれだとちょっと張り合いがないから、毎回違う髪型で腕の見せ所がある方がいい」
といっている美容師の知り合いがいました。彼は1000円カットで働いた後に美容院で勤めていましたが、1000円カットは思ったよりも幅広い客層が利用します。
切る人にもよるのでしょうが早さを重視するとよくあるポピュラーな髪型の方が向こうからしても得意だということは多いようです。
⑤リスクヘッジをしておくことも可能
人によっては自分の思い描いていたツーブロックとは違う髪型になることもあると思います。
ここらへんは切る側の腕前、意思疎通などが関係してきます。他の美容院で切るような髪型と全く同じツーブロックを期待している場合は、1000円カットでおしゃれな仕上がりにならないとしても割り切って考える必要があります。
もし気になる人は予め髪型を他のところで切った後、伸びてきたなと思った頃に1000円カットを利用し「このままツーブロックを維持して全体的に短く」のようにオーダーすればミスもなく、1000円カットの雰囲気も分かります!
1000円カットでのツーブロック失敗例は?
1000円カットのツーブロックで失敗した経験がある人は少なからずいますが、それはどのような失敗なのでしょうか?
これから自分も失敗しないように、ここで失敗例を見て同じことにならないようにしましょう。
シンプルではないヘアスタイルの注文
1000円カットでもおしゃれなツーブロックにすることは可能なことは分かりました。では思った通りの仕上がりにならない頼み方の失敗例はどんな時でしょうか。ネットなどでも1000円カットはよくないというイメージを持っている人がいますよね。
失敗する頼み方の多くは、1000円カットの提供するサービス内容とマッチしていない時に起こります。
覚えておきたいのが1000円カットは他と比べて早さを重視するということです。スピーディーさをウリにしているところも多くあるため、ある意味当然かもしれません。値段からくる客単価も関係しています。
早く終わらせた結果、おしゃれとはかけはなれたツーブロックになってしまったというケースは避けたいですよね!
曖昧な注文
「あー、数年前のドラマにでてた〜〜の感じで、短めのツーブロックでスッキリみたいな」といった具体的な素材がない頼み方は失敗に終わる可能性が非常に高いです。
理容師さんも希望のヘアスタイルがどういったものかハッキリとは分からないため、そういった場合結局は似たようなヘアスタイルをカタログからピックアップすることが多いです。
似たニュアンスの髪型プラスその人個人の頭の形顔の形もあいまって、なんか予想してたのと違う・・・・となってしまうことはあります。
ですがこれは1000円カット側に落ち度はありませんよね、お互いのために注文する側も分かりやすさを意識しましょう!
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1000円カットの事情あれこれ
ここまでツーブロックと1000円カットについてまとめてきましたが、1000円カットと他の美容院の違いはどういったところでしょうか。
値段とサービスやかけてくれる手間については分かりやすいですよね。安い分早く散髪を終わらせるスタイルは、スピーディーに散髪をしたい人のニーズにも合っていると思います。
美容院で働いている知り合いに話を聞いてみたのですが、土地代やテナント料金など直接サービスとは関係ないこともカット料金を決めるファクターになるようです。