記事の目次
- 1.ノンセクシャルとは?
- 2.ノンセクシャルとアセクシャルの違いは?
- 3.ノンセクシャルとアロマンティックの違いは?
- 4.ノンセクシャルだと勘違いしてしまうトラウマ
- 5.ノンセクシャルを考えるときに、恋愛感情って?
- 6.ノンセクシャルの特徴は?もともとノンセクシャル?
- 7.ノンセクシャルの特徴は?一時的なものではない
- 8.ノンセクシャルの特徴は?みんなが同じではない
- 9.ノンセクシャルの特徴は?つらい経験をしたことがある
- 10.ノンセクシャルの特徴は?恋愛感情はないの?
- 11.ノンセクシャルの特徴は?未熟なわけではない
- 12.ノンセクシャルの特徴は?性的経験がないわけではない
- 13.ノンセクシャルの特徴は?スキンシップは好きな人もいる
- 14.ノンセクシャルの特徴は?同性愛者なわけでもない
- 15.ノンセクシャルの特徴は?結婚願望がある人もいる
- 16.ノンセクシャルの特徴は?子供が欲しいと思う人もいる
- 17.ノンセクシャルの人は、誤解されやすい
- 18.ノンセクシャルの人は、パートナーをみつけにくい
- 19.ノンセクシャルは病気ではない
- 20.ノンセクシャルの理解を深めてみましょう
ノンセクシャルというセクシャリティを持っている人は、みんながみんな同じ心理や考え方という訳ではありません。
それは日本人がみんなお味噌汁が好きだという訳ではない、ということにも似ています。日本人の中にもお味噌汁が嫌いな人だっているでしょう。赤味噌のお味噌汁が好きな人もいれば、白味噌じゃなきゃお味噌汁ではないという人、合わせ味噌こそ味噌汁にぴったりだと考える人だっているでしょう。
ノンセクシャルの人の特徴もまた、全てのノンセクシャルの人に当てはまるわけではありません。ノンセクシャルであるかどうかは、あなたがそう思うかどうかという部分が一番大きくなってきます。
そのため自分がノンセクシャルだと気が付いている人もいれば、ノンセクシャルだと気が付いていない人もいます。
ノンセクシャルなのではないかと悩んでいる人もいるかもしれませんが、ノンセクシャルの特徴の全てがあなたに当てはまるわけではないことも理解をしておきましょう。
ノンセクシャルの特徴は?つらい経験をしたことがある
ノンセクシャルの人はもともとノンセクシャルであるという人が多いのですが、中には過去に辛い経験に出会い、ノンセクシャルになったという場合もあります。
これはトラウマとは違います。トラウマからノンセクシャルになるということはあまり無いようです。トラウマである場合は、心を治療することで性に関しての嫌悪感を取り除くこともできるようです。
ノンセクシャルなのかトラウマなのか、判断が難しいところですね。どちらなのかしっかりと判断をしたいという人は、専門医を受診することをおすすめします。
ツライ経験とは、好きな人との関係で起こったことが原因である場合もあります。性的欲求が自分に生まれる前に、相手に性的な関係を迫られたりすることで、性的欲求が持てなくなってしまったり、性的欲求を持とうと思わなくなってしまうこともあるようです。この属性がノンセクシャルという心理の特徴を生み出しています。
ノンセクシャルの特徴は?恋愛感情はないの?
ノンセクシャルの人は出会いがあっても、恋愛感情がないと誤解をされてしまうことがあります。しかしノンセクシャルの人は、しっかりと恋愛感情を持っています。
これがアセクシャルの特徴とごちゃごちゃになってしまうポイントですよね。ノンセクシャルは恋愛感情はあります。性的欲求がないのがノンセクシャルの特徴になります。
恋愛感情と性的欲求がイコールの心理だと思っている人にとっては、このノンセクシャルの感情が理解できないので、性的欲求がないなら恋愛感情もないのだと誤解してしまうのです。
これは男性が女性のノンセクシャルの人に感じやすい誤解であるようです。好きだといっているのに、体の関係になることはできないというのが理解できない、と思ってしまうのです。
ノンセクシャルの特徴は?未熟なわけではない
ノンセクシャルの人は、恋愛感情があっても性的欲求がないというのは、そういう相手との出会いがまだないからだと思われたり、まだ性に対して興味がないからだと誤解をされることもあります。性的欲求がないという心理を、ノンセクシャルの人が未熟だからだろうと勘違いをしてしまう人もいます。
しかし年齢が低い人だからというわけでも、性的関係を持っても良い人との出会いがないからではありません。セクシャリティとは、その人が持っている特徴なのです。
男性の場合も女性の場合も、本当に自分がノンセクシャルなのかどうか、若いうちには判断ができないという人もいるようです。
なんとなく自分はノンセクシャルの特徴があると思っていても、自分がただ性に目覚めていないだけなのかもしれないと悩んでいる人も多いようです。