新生児が嘔吐する原因は?赤ちゃんが吐き戻したときの対処法について

目次

新生児(赤ちゃん)の嘔吐の原因が知りたい…

子育て中にお母さんを悩ませる原因のひとつともいえるのが、赤ちゃんの嘔吐。

赤ちゃんが嘔吐している姿はできれば見たくないですよね。

この記事では赤ちゃんが嘔吐する原因と対策法についてまとめてみました。

赤ちゃんの嘔吐でお悩みの方はぜひ最後まで読んでみて下さいね。

新生児(赤ちゃん)が嘔吐する原因(1) 生理的原因

子育て中のお母さんにとって、赤ちゃんが吐き戻すと心配になりますよね。

新生児といわれる生まれて1ヶ月以内の赤ちゃんに多い嘔吐の原因としては、
胃の容量が小さいためであるといわれています。

噴水のように大量に吐くというケースではなく、
容器に水を入れすぎて、溢れ出る…といったような感じに吐きます。

生まれて24時間以内の新生児の胃のサイズは大体5~7mlだといわれています
(少し大きめのビー玉くらい)。それが、10日目には60~80ml、
新生児卒業の生後1ヶ月で80~150ml(卵大)に成長します。

また、新生児の胃の形状も「ふたの無いとっくり」のような、
あるいは「ゆがんだ筒」状のような形をしています。

さらに、満腹中枢もまだうまく働かないため、胃の中がすでにミルクでいっぱいだったとしても、まだ飲もうとしてしまいます。

結果、飲みすぎで口元から母乳・ミルクが垂れてくる。げっぷにつられて嘔吐するといったことにつながります。

基本的に、赤ちゃんの機嫌が良ければ、問題はないです。
また、毎日体重を測っている場合は、体重が増加していることが確認できれば安心です。

ただ、いつもと違う場合は、医師に相談してください。

赤ちゃん・新生児の嘔吐:原因の対処法(1) 母乳・ミルクの量

赤ちゃんの胃が小さいことなどが原因の吐き戻しの対処法はいくつかあります。

生まれたばかりの赤ちゃんの胃の容量は小さいので、
私たちにとっては少しでも赤ちゃんにとっては大量のミルクを飲まされていた…
といったこともあり得ます。

ミルクで子育てをしている場合は、ミルクの量を調節して、
母乳で子育てをしている場合は、授乳時間を測ることで飲む量を調節しましょう。

また、母乳の場合、母乳が勢いよく出すぎないように授乳前に少しだけ搾乳することもおすすめです。
たくさん搾乳してしまうと、母乳が足りないと判断されてしまうので、
軽く母乳の圧を下げるくらいで大丈夫です。
乳腺を痛める可能性もあるので、やさしく搾乳しましょう。

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赤ちゃん・新生児の嘔吐:原因の対処法(2) 飲ませ方・体勢

子育ては楽に行いたいものですが、授乳の方法によっては、赤ちゃんが嘔吐する原因になってしまいます。

赤ちゃんを寝かせたままミルクや母乳を飲ませると、気管にミルクや母乳が入りやすくなってしまいます。
これが原因で赤ちゃんがむせたり、嘔吐の原因になるだけでなく、
中耳炎などのその他の病気を誘発する場合があります。

少しだけ頭を起こしてミルクや母乳を飲ませることで、だいぶ違います。

また、授乳後赤ちゃんを寝かせるときに、右向きに寝かせるほうがいいです。

胃から腸へ抜ける出口は体の右側にあります。
そのため、右向きに寝かせることで、胃から腸へとミルクを流しやすくできます。

また、万が一吐き戻した時の窒息の予防にも効果があります。

新生児(赤ちゃん)が嘔吐する原因(2) 幽門狭窄症

幽門狭窄症は、正式には、「肥厚性幽門狭窄症」という病気です。

胃の出口と腸がつながる部分の筋肉(幽門)が、厚くなり(肥厚)、
出口が狭くなる(狭窄)ことが原因でおこる病気です。

胃から腸への通りがよくないことが原因で、最終的に逆流を起こします。
また、その時に鼻からミルク・母乳が出てくることもあります。

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