縮毛矯正とシャンプー・はじめに
はじめて縮毛矯正をした日のこと、覚えていますか?
根本はゴワゴワ、全体的になんとなくうねっていた髪が、長い時間をかけてサラサラと落ち着いたストレートヘアになった瞬間。あの瞬間は何度体験しても感動します。
一方、時間をかけてストレートになったヘアスタイルをシャンプーする瞬間も、毎回せつない気持ちに襲われます。
「せっかくの魔法が終わってしまう…」
でも髪と頭皮を健康で清潔に保つために、日々のシャンプーはどうしても欠かせません。
縮毛矯正をできるだけ長くキープするためには、いつからシャンプーするのがおすすめなのでしょうか。
髪をストレートにする方法~縮毛矯正とストレートパーマ
髪の毛をストレートにする方法といえば、縮毛矯正とストレートパーマが挙げられます。
両方とも髪に薬剤を塗布して、薬の力で髪をまっすぐにする、という点は共通しています。
しかし縮毛矯正とストレートパーマでは、かける目的が大きく違います。
一般的にストレートパーマは、パーマによるウェーブをストレートにするために。
縮毛矯正はくせ毛や縮れ毛をまっすぐにするために行われます。
また、ストレートパーマは主に薬剤を使って髪をストレートにするのに対し、縮毛矯正は薬剤の力にヘアアイロン(熱)の力を加えて、まっすぐなヘアスタイルを作ります。
ストレートパーマと縮毛矯正は、目的も方法も違うのです。
■参考記事:縮毛矯正とストレートパーマの違いについてはコチラも参照!
《おさらい》ストレートパーマの手順
ストレートパーマの手順について、改めて確認しましょう。
まずシャンプーで汚れや余計な油分を除去します。
そして薬剤(1剤)を塗布し、熱を加えながらしばらく置くことで、髪を柔らかくします。このときにコーミングで髪をまっすぐに整えます。ストレートの基盤は、この段階で出来上がります。
1剤を洗い流し、髪をしっかり乾かしたら、次の薬剤(2剤)が登場します。
2剤を塗布してしばらく置くことで、柔らかくまっすぐになった髪をしっかり結合させます。
その後は薬剤を洗い流し、乾かして施術終了です。
所要時間は約1時間半~2時間程度です。
《おさらい》縮毛矯正の手順
次は縮毛矯正の手順についてお伝えします。
最初にシャンプーで汚れなどを落とすのは、ストレートパーマと共通です。
縮毛矯正の場合はシャンプー後に、髪の生え際に薬剤が触れてしまわないようクリームを塗ります。
そして1剤を塗布し、髪をサランラップで巻き、熱を加えて薬剤を浸透させます。
薬剤を洗い流した後は、ヘアアイロンで髪を伸ばします。
次に薬剤(2剤)を塗布して時間を置き、洗い流した後、ブローをして縮毛矯正は終了です。
こちらはだいたい3時間くらい(髪の長さなどによってはもっと長く)かかります。
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