ネイルの資格の種類は?
将来ネイルの仕事をしたいと考えている人や、もっとネイルの勉強をしたいと思っている人の中には、ネイルの資格を取ってみようかなと考えている人も多いのではないでしょうか。
ネイルの資格は1つではなく、イロイロな種類のネイルの資格があります。
ただ残念なことに、現時点で日本ではネイルの国家資格はありません。
将来ネイルの仕事をしたいと考えている人は、ネイリストの応募基準に「ネイル検定2級」や「ネイリスト検定1級」という表記をみたことがあると思います。
これらは「JINECネイリスト技能検定試験」のことを指すことが多いようです。
それ以外のネイルに関する資格には、ジェルネイル検定やINAネイルスペシャリスト技能検定試験、海外ライセンスなどもあるようです。
ネイル未経験者の場合は、どの資格をとったらいいのか、さっぱりわかりませんね。
どの試験にどんな資格があって、どんなことに役立つのかをまとめてみたいと思います。
■参考記事:手に職をつけたい!女性におすすめの資格は?
ネイルの資格の種類◎JNECネイリスト技能検定試験
まずはJNECネイリスト技能検定試験についてご紹介します。
ネイルの資格では一番ポピュラーな資格になるようです。
JNEC、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが運営している、ネイリストを育成するためにつくられた検定試験になります。
JNAネイリスト技能検定やJNEネイリスト技能検定と略されたり間違われたりしてしまうこともあるようですが、JNECネイリスト技能検定試験が正式な名称になります。
残念ながら国家資格ではありませんが、内閣府が認定した試験運営団体が公益財団法人となっています。
そのため国家資格ではありませんが、内閣総理大臣が認めたJNECが認証する資格として、ネイルの資格では一番ポピュラーになったのです。
国家資格ではないものの、ネイルの資格の中では歴史も古いので、ネイリストを目指す人にとっては重要な資格試験だと言われているそうです。
資格検定は1級から3級まであり、無資格の人は3級からのスタートになります。
1級から受験することはできない資格のようです。
3級に合格することで2級の受験資格がもらえて、2級に合格することで1級の受験資格を得ることができる、というシステムになっています。
ネイルの資格の種類◎JNAジェルネイル技能検定試験
最近ではジェルネイルも主流になってきているので、ジェルネイルの資格を取りたいと考える人も多いでしょう。
JNAジェルネイル技能検定試験は、そんなジェルネイルのための資格試験になっています。
JNA、NPO法人 日本ネイリスト協会が運営するジェルネイル施術の技術習得のための検定になります。
この資格試験も、残念ながら国家資格ではありません。
また名前の通り、「技能検定」になりますので、知識の他に技能の検定があるというのも特徴です。
ジェルネイルは、ネイルサロンで働こうと考えているのであれば必ず習得しておきたい技術の1つですね。
ケアやスカルプ、アートなどの技術を補完する目的で、ジェルネイル技能検定試験が誕生したと言われています。
資格試験は、初級と中級、上級があります。
JNECネイリスト技能検定試験の3級合格者は、初級の実技試験の一部が免除されるという措置もあるようです。
ネイリストを目指している人であれば、JNECネイリスト技能検定試験と一緒にJNAジェルネイル技能検定試験の資格を取得しようと考える人が多いようです。
ネイルの資格の種類◎ネイルサロン衛生管理士
JNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験に比べると、比較的取りやすい資格なのがネイルサロン衛生管理士です。
講習を受けることがメインの資格になるので、よっぽど講習の態度が悪くない限りは取得ができる資格になります。
この資格も国家資格ではありませんが、将来自分でネイルサロンを開きたいと考えている人であれば、必ず取得をしなくてはいけない資格になっています。
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