ファスナーポーチ（裏付き）の作り方！簡単にできちゃう！

８．返し口を縫う
返し口から表に反して、縫いやすいように裏布を引っ張り出して返し口を縫いつけます。裏布を中に入れて形を整えれば完成です。

裏つきファスナーポーチでサイドにもうひとつファスナーのポケットが付いたダブルファスナーのポーチです。マチ付けをせずに大きめのサイズで作ることでタブレットと充電器をしまったりするのにピッタリなファスナーポーチが完成しますよ。

先に紹介した「裏つき・マチ付きファスナーポーチの作り方」と基本的に作り方は同じなので作業工程を少しまとめながら紹介します。

１．表布（2枚）と裏布（1枚）
100円ショップで購入できる端切れやランチョンマット、手ぬぐいで構いません。ランチョンマットや手ぬぐいであれば裁断部分が縫い止めしてあるので生地のほつれが気になりません。

２．チャック（2つ）
生地のサイズに合わせたチャックを用意して下さい。

３．針と糸
手縫いであれば裁縫用の針と糸を用意して下さい。ミシンを使うのであればミシンを用意して下さい。

１．ポケット部分のファスナーをつける
表布①の表面の上端から5cm下にファスナーの裏面を上にして重ねて、ファスナーの下端を縫い合わせます。

次に表布①の表面の下端と、１でつけたファスナーの下端の表面を仮止めします。仮止めしたファスナーの上に表布②が表合わせになるように重ねて、表布①、ファスナー、表布②を重ねた状態で一気に縫って下さい。縫い合わせたら表布②を表に折り返して下さい。

２．ポーチ部分のファスナーをつける
表布①の上端にファスナーを裏にしてのせて端を合わせて仮止めします。表合わせになるように裏布を重ねて、表布①、ファスナー、裏布を重ねた状態で一気に縫って下さい。

次に、ファスナーの反対側に裏布の表面の端、その上に表布②の下端を表合わせにして重ねて一気に縫い合わせます。

３．返し口を残して両サイドを縫う
ポーチ部分のファスナーが中央にくるようにして表布と裏布の筒を魚の開きのように平らにします。表布が左、裏布が右にくるように置いて、両サイドをそれぞれ縫いつけます。片方の裏布の一部は返し口に使うので5cm程度縫いつけないように開けておいて下さい。

４．返し口を縫う
返し口から表に反して、縫いやすいように裏布を引っ張り出して返し口を縫いつけます。裏布を中に入れて形を整えれば完成です。

生地にアイロンをかける作業を行うだけで仕上がりが美しくなってワンランクUPしたファスナーポーチが完成します。

まず初めに、用意した生地にシワが多い場合はアイロンをかけてから作業に入りましょう。仮止めする際に生地がしっかり伸びていないとずれてしまいます。仮止めがずれると縫い目がずれる原因になりますよ。

次に、ファスナーと生地を重ねて縫い終わったらファスナーと生地にアイロンをかけて折り返すと仕上がりがキレイになります。ファスナーポーチのファスナー部分はとても重要で目立つ部分です。アイロンをかけることで縫い目が多少雑でもキレイな仕上がりに見えますよ。

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