ねじり編みにミサンガを作ろう!
皆さんはミサンガって付けてますか?
ミサンガっていうのは、手首や足に付ける編み上げた紐で、ミサンガを願いを込めて付け続けて、そのミサンガが切れたら願いが叶うというお守り兼、アクセサリーです。
今回はそんなミサンガを自分で手作りしてしまおうということで、「ねじり編みのミサンガの作り方解説!【おしゃれ】」をお送りします。
ねじり編みはミサンガの編み方の一つで、一本の紐に立体的な渦が巻き付いているように編めるので、単色でも質感があって面白いんですよ。
簡単に作れるように、ねじり編みでの編み方を順番に説明していきますので、この記事を読み終わる頃には、すっかり自分で編めるようになっているはずです。
日本でのミサンガの歴史
手作りのねじり編みミサンガの編み方の前に、ちょっとだけミサンガの歴史をご紹介します。
ミサンガは、日本ではサッカー選手の付けているイメージが強いですが、そのルーツはJリーグにあるんです。
Jリーグが発足した頃に、ブラジルからやってきたラモス瑠偉さんが、日本にミサンガを流行らせた張本人です。
ミサンガは、当時の中高生の間で大流行して、校則でミサンガが禁止されたりしました。
それでも付けている人はいっぱいいたんですけれど、自然にミサンガが切れるまで、ずっと付け続けていないいけないのです。
当時はそんなミサンガを、ボロボロの今にも切れそうな状態で、ずっと付けている人が沢山いましたよ。
現在のブームは、福島の震災復興への願いを込めて、EXILEのメンバーやアイドルのグループが付け始めました。
その後も熊本の地震や、台風などの折には募金と復興への願掛けのミサンガみたいな感じで、チャリティーイメージも定着してきていますよね。
ミサンガの色やつける場所には意味がある!
手作りのねじり編みミサンガの作り方の前に、もう一つ大事なことがあります。それは何色の手作りミサンガを作るかということです。
もちろん、ファッションのためのミサンガだったら何色でもいいです。でも、それが願掛けのためのミサンガなら、ミサンガの色でどんな願い事に効果があるか決まっているからです。
ですから、ミサンガの代表的な願い事と色の組み合わせをご紹介しておきます。
まずは、一番需要があるであろう恋愛に強いミサンガは、情熱の赤、赤色のミサンガです。
それから、仕事なら青か灰色です。勉強や試験には黄色で、金運には黄色か緑となっています。
震災などの復興祈願には、黄緑や、橙色や緑の和み系の色がいいみたいです。
あと、付ける場所によっても意味が違います。
恋愛なら利き手、勉強ならその反対の手です。足首の場合は、利き足が友情でその反対が金運となっています。
お金と友情が反対の所にあるなんて、何だか深いっぽいですね。
■参考記事:ミサンガのつける場所と色の意味、コチラも参照!
ねじり編みミサンガの作り方① 糸の準備
それでは、実際にねじり編みミサンガの編み方を勉強しながら、ミサンガを手作りしていきましょう。
ねじり編みミサンガを手作りするときに、最初に用意するのは3~6本の糸(紐)です。それらが芯糸(何本でもかまいません)と、それに巻き付ける2本の糸ということになります。
芯糸の長さは、手首なら50㎝くらいの長さがいいです。仕上がりでは半分くらいの長さになってちょうど良くなります。
それから、芯糸に巻き付ける糸の長さはその2倍より少し長いくらいです。50㎝の芯糸に対してなら110㎝くらいがいいでしょう。
糸が用意できたら、それらを揃えて端から10㎝くらいのところで4本まとめて結びます。
ここまでが、手作りねじり編みミサンガの下準備です。
ねじり編みミサンガの作り方② 結び方の説明
①で、手作りねじり編みミサンガの下準備が出来たら、いよいよねじり編みミサンガの編み方になります。
まず、芯糸(短い糸)を真ん中に全て揃えます。(何本でもかまいません)
それに巻き付ける2本の糸を、その両サイドにハの字型に広げます。