記事の目次
- 1.使いやすいキッチンの間取りはどんな感じ?
- 2.キッチンの間取りを考えるときに一番に考えるべきことは?
- 3.【キッチンの間取りで考えるべきこと1】料理動線
- 4.【キッチンの間取りで考えるべきこと2】ワークトライアングル
- 5.キッチンの間取りおすすめはどれ?
- 6.【キッチンのおすすめの間取り1】I形
- 7.【キッチンのおすすめの間取り2】セパレート型
- 8.【キッチンのおすすめの間取り3】L形
- 9.【キッチンのおすすめの間取り4】U型
- 10.【キッチンのおすすめの間取り5】アイランド型
- 11.【キッチンのおすすめの間取り6】ペニンシュラ型
- 12.キッチンの間取りを決めるときに気を付けるべきポイント
- 13.【キッチンの間取りのポイント1】作業台の寸法
- 14.【キッチンの間取りのポイント2】通路の幅
- 15.【キッチンの間取りのポイント3】冷蔵庫の位置
- 16.【キッチンの間取りのポイント4】対面部分は何にするのか
- 17.【キッチンの間取りのポイント5】ゴミ箱の位置
- 18.キッチンはインテリアも重要!インテリアのポイントは?
- 19.【キッチンのインテリアのポイント1】色、風合い
- 20.【キッチンのインテリアのポイント2】照明
- 21.【キッチンのインテリアのポイント3】収納
- 22.キッチンの間取りを使いやすくおしゃれにして快適ライフを!
使いやすいキッチンの間取りはどんな感じ?
より快適に生活しやすい住まいを作りたいと考えたときに、とても重要になるポイントがの間取りです。住まいづくりでは使いやすくて快適のキッチンを作ることができるかどうかが、とても大切なポイントになりますね。
キッチンの間取りにはいくつか種類があります。それぞれの間取りに、長所と短所があります。あなたのライフスタイルに合うキッチンの間取りには、どれがおすすめなのか、この記事では間取りの実例やキッチンのインテリアを考えるポイントなども交えながら伝えしていきたいと思います。
キッチンの間取りを考えるときに一番に考えるべきことは?
メディアなどでも紹介される、理想の人気のキッチンというのはいくつかありますが、実際に自分の住まいの人を考えるときには、人気のキッチンを取り入れることよりも、さらに大切なポイントがあります。
次に挙げるポイントを考えずに流行だけを取り入れたキッチンを作ってしまうと、とても使いにくいキッチンになってしまいます。
キッチンの間取りを考えるときには、必ず考えなくてはいけないポイントには、いったいどのような点があるのか、ここから見ていきましょう。
【キッチンの間取りで考えるべきこと1】料理動線
キッチンの間取りを考えるときに、まず考えなくてはいけないのは、料理をする時の動きの動線です。料理をするときには、まず棚や冷蔵庫から材料を取り出し、シンクで洗って、作業台で切って、コンロで加熱調理し、作業台に並べたお皿に盛り付けて食卓へ運びます。
食べ終わった後には、食器をシンクまで運んで、食卓を拭いて、食器を洗って、乾かして、布巾で拭いて食器棚に片付けます。
この一連の流れがスムーズに行えるような導線を作るような間取りの設定にすることが大切です。
【キッチンの間取りで考えるべきこと2】ワークトライアングル
キッチンでの導線を考えるときによく使われるキーワードに「ワークトライアングル」という言葉があります。トライアングルというのは三角形という意味ですが、 キッチンでもっとも大切なポイントになる、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ動線のことを意味しています。
この3つの間の動線の合計が3.6mから6.6m以内に収まるキッチンがより良いとされています。
コンロからシンクの間は120㎝から180㎝、コンロと冷蔵庫の間は120㎝から270㎝の間、シンクから冷蔵庫の間は120㎝から210㎝の間がいいとされています。
ただしこれは1人で調理する場合の数字です。自宅でも2人以上で調理する場合には、もう少し距離感があったほうがいいでしょう。また聞き手によっても配置が変わってきます。右利きの人は冷蔵庫とシンク、コンロを右回りに配置すると使いやすい配置になります。
キッチンの間取りおすすめはどれ?
キッチンの間取りにはいくつかの種類があります。
近年人気が高い間取りはアイランドキッチンや対面型ですが、他の間取りにもそれぞれメリットがあります。新しい住まいの建築や住まいのリフォームを検討している人は、キッチンを作るスペースの広さや、ご自身のライフスタイルに合わせて、最もよい間取りを選ぶと良いでしょう。
【キッチンのおすすめの間取り1】I形
おすすめのキッチンの間取りにはI型キッチンがあります。壁に沿ってシンク、作業台、コンロが一直線に並んでいる間取りで、日本では最もよく見かけるキッチンです。
作業動線は一直線に流れるような形になり、使いやすいといわれています。また、面積が狭くても設置することができるので、キッチンのスペースをあまり取ることができない場合におすすめです。
ただ、料理をしているときにはずっと壁に向かって料理をする形になるので、リビングにいる家族とコミュニケーションが取りにくくなるというデメリットがあります。
I型キッチンの実例
実際のI型キッチンの実例を見ていきましょう。こちらの実例は、木目調で統一したインテリアがとても特徴的なキッチンになっています。タイルなどもモノクロで統一していて、落ち着いた雰囲気で料理を楽しむことができます。
シンク、作業台、コンロがコンパクトにまとまっていて、調理をするときの動線も短いのがいいですね。I型キッチンにするときには、このくらいコンパクトな方が無駄な動きが増えずにいいといわれています。作業台を広く取りすぎてしまうと、シンクとコンロの間が長くなり、調理が大変になるので気を付けましょう。