その場の空気を読む力は、生きていく上でとても大事なことです。空気が読めない人はどうしても敬遠されがちですよね。
その瞬間に適した言動ができるのは、ある程度頭の回転の良さも必要とされます。愛想のいい人は、周囲を良く見ているだけでなく、行動にすぐ移せるものなのです。
さりげない言動で喜んでくれる、それってとても嬉しいことですよね。相手も同等に、またはそれ以上に感謝しているのです。愛想の良さは、周囲を和ませるだけではなく、人間として器の大きさも感じさせますね。
⑤誰に対しても同じ態度
愛嬌のある人や愛想のいい人は、相手を選びません。計算などせず、損得勘定で態度を決めたりしないのです。
してあげることに対して見返りを求めることは勿論、そもそもそんなことを考えて行動しないのです。困っているようだから手伝ってあげる、それを知らない人にでもできるのが素晴らしいところ。
仲の良さや相手の立場で態度を変える人、たぶんみなさんも思い当たる人物のひとりやふたりいることでしょう。でも、愛想がいいと言われている人は、誰に対しても同じ態度なはずです。
人と人との垣根を取り払うのは勇気が要るかもしれません。でも、自分がされて嬉しいことは、誰かにしてあげたいですよね。誰に対しても同じ態度で接するというのは、やってみればそう難しいものではありません。必要なのは、最初の一歩だけなのです。
時代によって男女に必要なものは変わるかも?
いかがでしたでしょうか。「女は愛嬌」、どう感じましたか?
女は愛嬌と言われるのには抵抗があっても、愛嬌があることで得することもある・・・そう思えば、愛嬌はあるに越したことはないですよね。
でも、愛嬌のあるなしにこだわる必要はありません。自分らしい生き方が何よりも大事なのですから。それに愛嬌を加えられるなら、その余裕がある精神状態の時に努力していけばいいのです。
男は度胸、女は愛嬌、それだけで生きられる時代ではありません。でも、忘れかけたことを思い出すのも、今必要な強さを身につけるのも、どちらも大事だということかもしれませんね。