ビートたけしの映画一覧｜俳優・北野武監督作品のおすすめもご紹介！

初監督作品である『その男、凶暴につき』で、北野武さんはルール無用の凶暴な刑事役で主演をつとめています。大切な妹を奪われた刑事と妹を奪った凶悪犯罪者との凄まじい戦いを、徹底的にハードなバイオレンスで描いたこの作品は、映画専門誌で高い評価を受けました。北野武監督のルーツといえる重要な1本です。

ここからはビートたけしさんの、映画監督としての受賞歴をご紹介します。北野作品は日本のみならず世界でも高い評価を得ています。その華麗な受賞歴を世界と日本に分けてリサーチしました。

・1991年 トリノ国際映画祭 特別賞（『3-4x10月』）
・1993年 タオルミナ国際映画祭 グランプリ（『ソナチネ』）
・1995年 コニャック国際映画祭 批評家賞（『ソナチネ』）
・1997年 第54回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞（『HANA-BI』）
・1998年 ニューヨーク国際映画祭 国際映画賞（『HANA-BI』）
・1998年 サンパウロ国際映画祭 批評家賞（『HANA-BI』）
・1998年 第10回ヨーロッパ映画賞 スクリーン・インターナショナル賞（『HANA-BI』）
・2002年 ダマスカス国際映画祭 最優秀作品賞（『Dolls』）
・2003年 第60回ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞（『座頭市』）
・2003年 第33回シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ（『座頭市』）
・2003年 第26回トロント国際映画祭 観客賞（『座頭市』）
・2008年 モスクワ国際映画祭 特別功労賞
・2008年 テッサロニキ国際映画祭 ゴールデン・アレクサンダー名誉賞
・2009年 ソフィア国際映画祭 観客賞（『アキレスと亀』）

・1990年 ヨコハマ映画祭・監督賞（『その男、凶暴につき』）
・1990年 日本映画監督協会新人奨励賞（『3-4x10月』）
・1991年 第34回ブルーリボン賞 最優秀作品賞・監督賞（『あの夏、いちばん静かな海。』）
・1996年 第39回ブルーリボン賞 監督賞（『キッズ・リターン』）
・1996年 第6回日本映画プロフェッショナル大賞 監督賞（『キッズ・リターン』）
・1996年 山路ふみ子文化財団特別賞
・1998年 第41回ブルーリボン賞 作品賞・監督賞（『HANA-BI』）
・1999年 第8回日本映画批評家大賞 監督賞
・2003年 第27回日本アカデミー賞 最優秀編集賞（『座頭市』）
・2013年 第22回日本映画批評家大賞 監督賞（『アウトレイジ ビヨンド』）

北野武さんは『アウトレイジ』シリーズの完結からメガホンを取っていませんが、現在次回作に向けての準備が進められているとの噂があります。

気になるその内容は、明智光秀や豊臣秀吉が関わった歴史的事件・本能寺の変を題材にしたものと言われています。しかしその一方で、映画配給会社との兼ね合いから、北野監督お得意のバイオレンス作品になるのでは、という説や自身作の恋愛小説を映画化するという説もあります。

これまで多くの名作を産み出してきた北野武監督の次回作、その動向にますます期待が高まります。

ここまでビートたけしさんが主演となった映画や、監督としてメガホンをとった映画をご紹介してきました。ビートたけしさんが本名の北野武名義で発表してきた作品は、海外でも高い評価を得ているので、知っているものも多いかもしれません。

監督を始めた頃は「10本撮れば終わり」とコメントしていたビートたけしさんですが、これまで18本製作し、次回作やその次の作品の構想もあるようで、創作意欲はまだまだ尽きません。映画を通じて今度はどんな世界を見せてくれるのでしょうか？ますます期待が高まりますね。

70歳を超えてもテレビや映画の第一線で活躍するビートたけしさんから目が離せません！

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