喧嘩しないカップルは別れる？長続きする？カップルの特徴とは？

喧嘩しないカップルは、どちらか一方が不満を言えない性格であることも多いです。先に紹介した、一方が我慢をする、という特徴と似ていますが、重要なのは「言わないのではなく、言えない」、ということです。小さな違いですが、中身は大きく違うため、混同しないようにしましょう。

不満を言えない性格の人がカップルのどちらかにいると、どれだけ恋人に不満があっても、反抗することがないため、喧嘩になりません。そのため、恋人も自分の意見を全て尊重してくれる優しい恋人、という認識で不満を言えない人を見るため、そもそも不満があることにすら気付かないのです。

一方の不幸せによって一方の幸せが成り立っているという良い例ですが、正しいか正しくないかはさておき、喧嘩しないカップルとしては成立します。ただし、反動が怖いという側面もあるため、喧嘩しないための秘訣としては参考にしないほうが良いです。

一方が不満を言えない性格のカップルは、別れることなく長続きします。そのまま、結婚するという人も多いでしょう。一見、喧嘩しないための秘訣として参考にしたいところですが、問題はこの後です。

先にも言ったように、人の性格はなかなか変わりません。そのため、別れることなく結婚生活を続けていっても、不満を言えない性格の人は、そのままです。たまに、子供が生まれることで、母親として強くなり、不満を言えるようになる人もいますが、多くの人はそうはなりません。

不満を言えない性格の人は、不満がないわけではありません。ただ、言えないだけです。そのため、本来吐き出すべきものである不満は心の中にずっと溜まっていきます。不満を言わない人であれば、この辺りで爆発するのですが、言えない人はまだ耐えるのです。

その結果、不満を言えない人は、精神的に病んでしまうことがあります。つまり、不満を言えないという人は、病気になるリスクが高いのです。自分自身の身を守るためにも、不満を言うということは大切です。別れるという決断をしないのは立派ですが、自分の幸せを得ることはできないため、勇気を持って、別れるという決断をしましょう。

喧嘩しないカップルの特徴として、興味がない、という特徴もあります。

喧嘩とは相手のことが好きだからこそ、発生するものです。好きだからこそ、「どうして自分をもっと見てくれないんだ」、「どうして自分の思い通りになってくれないんだ」という気持ちになり、喧嘩になってしまいます。

恋人のことに対して、そもそも興味がなければ、このような気持ちになることはありません。そのため、喧嘩しないカップルとなるのです。

興味がないカップルは、意外と長続きします。ただし、カップルとしてはあまり良いものではありませんし、結婚という結果には辿りつけず、別れることになるでしょう。

興味がないという感情はそもそも、カップルとしてあるまじき感情です。好き同士であれば、興味を持つことは当たり前ですので、このカップルは好きという感情がなく、惰性で付き合っているということになります。

特殊なカップルですが、簡単に言えば、片方は浮気をしているということです。もしくは、本気ではない、というような可能性があります。

これを聞くとすぐに別れることになりそうですが、片方が冷めていても、もう片方は恋人のことを大好きであることが多いので、別れることなく、関係がダラダラと続いていきます。とはいえ、いつか愛されていないことに気付いたり、浮気が発覚したり、というきっかけで、最終的には別れることになるカップルです。

喧嘩しないカップルには様々な特徴がありますが、喧嘩しないということはけっして正解というわけではありません。喧嘩をするからこそ、別れることなく、結婚するような最高のカップルになれるものです。

実際に喧嘩しないカップルなど、この世の中、そうそういません。誰もが喧嘩をしています。そして、喧嘩しないからといって、結婚できるというわけでもないですし、幸せになれるというわけでもありません。それを考えれば、喧嘩するカップルこそが、健全なカップルだということです。

それでも、どうしても喧嘩しないカップルになりたいという人は、片方だけではなく、カップル二人が、それぞれに努力をしなければなりません。その努力の多くは我慢する、ということですが、片方だけがそれをやると、必ず恋愛は破綻してしまいます。そのため、必ず二人がそれぞれに、少しずつ我慢するようにしましょう。