以上のように、おすすめの炊飯器には様々な種類がありますが、特にお米の美味しさにこだわるのであれば、良い炊飯器、良いお米を使うだけでなく、炊き方のコツもマスターしていきましょう。ここで、炊飯器を使ってご飯を美味しく炊くコツについてご覧ください。
お米の研ぎ方
まずはお米を研ぐ方法を知る必要があります。お米はただ水を使ってしっかりと洗えばキレイに研げるというわけではありません。お米を研いだ時に出てくる白い成分は汚れではなく、お米の表面部分が削れているだけで、どんなに頑張っても水が透明になることはありません。
なので、お米を研ぐときは1回軽く研いで、水を流すだけで問題ありません。軽くもみ洗いする程度で構いません。
炊飯
お米を研いだら、実際に炊飯器にセットしてお米を炊きましょう。お米を炊くときに特に気をつけなければいけないことは、炊飯器を正しく使用すること程度です。特に、多くの炊飯器は早炊き機能がついており、同じご飯を炊けるなら、早炊きの方が効率が良いのでは?と思うかもしれません。
ですが、早炊きは釜の温度を急速に上げる方法で、美味しさよりも早さを優先したモードとなっています。お米をふっくらと、美味しく炊き上げるためにはやはり通常モードが一番適していると言えます。
炊き上がり
お米が炊き上がったらすぐに食べたいと思う方も多いかもしれません。もちろんすぐに食べることもできますが、さらに美味しく食べるためには、「蒸らし」という工程を踏むようにすると良いでしょう。
特に保温機能や蒸らし機能がある炊飯器であれば、炊き上がりから30分程度置くことで、お米の中にしっかりと水分が入り込み、ふっくらとしたご飯が出来上がります。特にご飯の美味しさにこだわるのであれば、蒸らしの工程も忘れずに行いましょう。
よそい方
そして最後によそい方です。近年の炊飯器はムラなくキレイにご飯を炊けるものが多いですが、どうしても重力が存在する以上、底の方のお米は上のお米に潰され、あまりふっくら感が出ません。そこで、よそう前に一度炊飯器の中のご飯をかき混ぜる必要があります。
もちろんしっかりとかき混ぜすぎる必要はありませんが、一度しゃもじで底の方からお米を混ぜ、全体的に軽く切るようにしてなじませましょう。このとき、しゃもじでお米の粒を潰してしまわないよう、あくまでも優しく、軽く混ぜることが大切です。
そうして炊飯器内でご飯を混ぜた後にお茶碗に適量をよそうことで、いつ食べても美味しい白米が出来上がります。
自分にピッタリの炊飯器でおいしいご飯を!
今回は美味しいご飯を炊ける炊飯器の選び方、そしてご飯の炊き方のコツについてご紹介してきました。お米は日本人の主食で、日常の食事に欠かせないものとなっています。そして、白米の美味しさにこだわることで、毎日の食事がさらに美味しく感じられるようになります。
ぜひあなたにぴったりな炊飯器を選んで、毎日の食事をさらに楽しくしていってくださいね。