「そうま」という名前のイメージ
男の子に人気の名前の中に「〇〇ま」があります。「とうま」「そうま」「しょうま」「ゆうま」など「ま」を最後に使う名前は、男の子らしい名前の代表格。
名前の終わりに「ま」をつけることで男の子らしさと、どっしりとした落ち着きを兼ね備えた響きになります。
また始めの「そう」はサ行です。サ行の名前は爽やかで涼し気な印象。総合すると「そうま」は爽やかで男の子らしい名前ということになります。
「そうま」は人気の高い名前なのですが、こう考えると人気の理由もうなずけますね。
では「そうま」の名前に使う「そう」の部分にどんな感じを選べばよいのでしょうか?「そう」の漢字によって、同じ響きでも全く違う印象になります。漢字にもぜひこだわってみましょう。
ちなみに「そうま」の「ま」には「馬・眞・真・麻・磨・間」などがあります。
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優しいイメージの『奏』を使った名前
奏馬・奏真・奏万・奏守・奏実・奏稀・奏眞・奏麻・奏正・奏優など
「奏」は男の子の名前にも、女の子の名前にも使える優しいイメージの漢字です。
「奏」には「音楽を奏でる」という意味のほかに「成し遂げる」や「やり遂げる」という意味、「申し上げる」という意味があります。
そこから音楽に長けた芸術的なイメージや、ハーモニーにかけて調和を保てる人に、そして目的に向かって進める人にという願いを込められます。
「奏」を使って優しい印象の「そうま」にするなら、「優・舞・守・実」という漢字と合わせるのがおすすめです。また誠実さを加えるなら「真・眞・万」との組み合わせがあります。
爽やかなイメージの『蒼』を使った名前
蒼万・蒼丸・蒼馬・蒼守・蒼真・蒼眞・蒼磨・蒼摩・蒼天・蒼舞など
「蒼」は草の青々しい様を表す漢字です。穀物を保存する「倉」に草冠がついていることで、穀物が青い様子を漢字で表しています。
基本的には草が青々と生い茂る様という意味なのですが、「青い色」という広くとらえられるようになり、「空や水」が青いイメージにも使えるようになっています。
名前に使う場合には、青いイメージから爽やかで涼し気なイメージはもとより、青く植物が茂る様子から子供の健やかな健康を願う親の気持ちを込められます。
全体的に爽やかなイメージにするなら、「磨・舞・天」と合わせるのがおすすめです。
芸術的なイメージの『創』を使った名前
創真・創馬・創未・創万・創満・創麻・創茉・創実・創益・創直など
創り出すという意味のある「創」を使った名前は、クリエイティブで芸術的なイメージです。また創り出すということから、物事を始めるという意味もあります。
熟語にも「創造」「独創的」「創作」などクリエイティブな言葉や、「創立」「創設」「創業」などゼロから始める言葉が並びます。
そこから「創」には芸術的センスや何かを生み出す才能豊かな子供に育ってほしいという親の願いや、未来を自分の手で創り出す、切り開くというとてもポジティブな願いを込められます。
「未・磨・益・希」をつけると、よりクリエイティブで未来につながる名前になります。
誠実な印象の『聡』を使った名前
聡万・聡真・聡眞・聡馬・聡斗・聡未・聡将・聡正・聡愛・聡麻など
「聡」を使う「そうま」は、とても落ち着きがあり誠実な印象の名前です。「さとし」や「さとる」と読むことも多いですね。
「聡」という文字は、「賢い」や「理解力がある」「物分かりが良い」という意味があり、熟語にも「聡明」など頭の良さを表す言葉に使われます。
「聡」という漢字には「耳」がついていますが、これは集中して話を聞くということを表します。つまりよく話を聞き理解するという意味ですね。
このような意味から「聡」を使う名前は、物事に明るく賢い子になってほしい、学ぶことが好きな人になってほしいという願いを込められます。
「聡」と組み合わせる漢字に、「実・直・眞・真」を選ぶと「聡」の意味がより強調されます。
凛とした雰囲気の『颯』を使った名前
颯優・颯磨・颯茉・颯舞・颯希・颯天・颯守・颯斗・颯真・颯眞など
スピード感があり凛とした雰囲気の「颯」という漢字を使った名前は、「そうま」にもよく使われとても人気です。
漢字の成り立ちは「立」に「風」で、もともとは風が吹く様子を音で表したもの。風がサッと起こって通り過ぎるというようなスピード感があります。
「颯」という漢字を使う熟語には、「颯爽」「颯然」などがあり、どちらも風を切って進むようなスピード感ときびきびした印象を受けますね。
意味や成り立ちから「颯」を使う名前には、明るく爽やかな人に成長してほしいという親の願いを込められます。
より凛とした印象を出すには「真・真・馬」を使い、爽やかさを出すなら「希・磨・斗・舞」という漢字を使うのがおすすめです。
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