イタリア料理はとにかくおしゃれ!
日本人からも人気の高い料理のジャンルといえば、イタリア料理が挙げられるのではないでしょうか。パスタやピザなど、日本人の食卓に馴染みのあるイタリア料理はたくさんあります。イタリア料理店も全国各地にあり、慣れ親しんでいる方も多いはず。
イタリア料理の魅力は、美味しいだけでなくおしゃれなところにあります。写真映えするような見た目の料理が多く、女性からの人気も高いのがポイント。
イタリアンレストランがデートの定番スポットとなっていることからわかるように、おしゃれな食事を楽しみたいならイタリア料理にするのが定番になっているとも言えるはずです。今回は、そんなイタリア料理について詳しい情報をまとめました。
ピザやパスタといった料理は知っていても、他の料理に関しては漠然としたイメージしかない方も多いのではないでしょうか。自宅でイタリア料理を作りたいときや、イタリアンレストランで食事を楽しみたいときは基本的な知識があると便利です。
イタリア料理の種類や名前についてご紹介します。イタリア料理には具体的にどのようなものがあるのかチェックして、美味しい時間を楽しんでみましょう。
イタリア料理の種類と名前【メニュー項目】
まずは、イタリア料理の種類と名前をメニュー項目別に見ていきましょう。イタリア料理は、それぞれのメニューを種類別のカテゴリに分けることができます。
どの料理がどの種類に当てはまるのか把握しておけばイタリアンレストランでメニューを決めるときも安心。イタリア料理の種類を知っているだけで、スマートにオーダーしやすくなります。
イタリア料理は、順番に料理を出すのが定番。レストランはもちろんのこと、家庭でもスタートから最後の料理までそれぞれの料理を別々に出すことが多いです。
自宅でイタリア料理を振る舞いたいときは、今回ご紹介する種類の順番で出してみてはいかがですか。きっとおしゃれな雰囲気を演出できるはずです。
アペリティーヴォ (aperitivo)
アペリティーヴォとは、食前酒のこと。イタリアでは、これから食事を始めるにあたって食前酒を飲むことで食欲を刺激する習慣があります。お客さんを自宅に招待した場合も、まずは食前酒から初めてもらうのが一般的です。
イタリア料理をメインにホームパーティーをするときは食前酒を準備しておきましょう。見た目も華やかな食前酒を用意すれば、お客さんもきっと喜んでくれるはず。
スパークリングワインやアマーロ、カンパリといったお酒がイタリアでは食前酒として好まれています。お気に入りのお酒を食事の前に楽しんでみませんか?
アンティパスト (antipasto)
メイン料理が出てくるまでの繋ぎとして出されるのがアンティパストです。食前酒と一緒に出されることもあります。自宅で出す場合は作り置きであることが多く、まずはお客さんの空腹を紛らわしてもらうために提供します。
チーズやハム、サラミなどをカットしてお皿に盛り付けるだけの簡単なアンティパストでもOK。食前酒と相性が良い食材を使うことで、美味しいアンティパストになります。ブルスケッタをアンティパストとして出すのも人気の方法です。
プリモ・ピアット (primo piatto)
お客さんが食前酒やアンティパストを楽しんでいる間に準備するのがプリモ・ピアット。イタリア料理のコースの場合、最初の一皿としてカウントされます。場合によっては一皿だけでなく、複数のプリモ・ピアットを出すこともあります。
サラダやスープといった軽いものから、リゾットやパスタをはじめとしたお腹にたまるものまでいろいろな種類があるのがプリモ・ピアットの特徴。お客さんの顔ぶれを見て、何が好みかを考えてメニューを決めると喜ばれます。
イタリアのサルディーニャ島では、クスクス料理もプリモ・ピアットの一種として提供されることがあります。地域によってプリモ・ピアットの内容が異なる場合もあるので、その点にも注目してみると良いかもしれません。
セコンド・ピアット (secondo piatto)
コースの二皿目に数えられるのがセコンド・ピアット 。これはメイン料理に当たるものです。肉料理や魚料理を提供するのが基本。肉料理と魚料理両方を出す場合もあります。このときは、魚料理から先に出して、肉料理が最後に来ます。
セカンド・ピアットとして出されることが多い料理には、カツレツや子羊のソテー、アクアパッツァ、鯛のグリルなどが挙げられます。基本的に素材の持ち味を活かした料理が多く、メイン料理なのでボリューム感もあります。
ドルチェ (dolce)
ドルチェは、イタリア料理のコースの最後に出るデザート。日本でも馴染みのある言葉なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。イタリア料理でまとめたいときは、イタリアで定番のドルチェを出すのがおすすめです。
ティラミスやパンナコッタ、アフォガード、ジェラートなどがイタリアで人気のドルチェ。このほかに揚げた生地の中にリコッタチーズを詰め込んだカンノーロや、カスタードクリームをパイ生地で包んだスフォッリャテッラなどがあります。
イタリア料理は全体的にボリュームがあるので、ドルチェは軽めにするのも良さそうです。お客さんのお腹の具合を見ながら決めてみてはいかがですか。イタリア料理を楽しみたいときは、これらのメニュー項目を覚えておきましょう。