浴衣生地のマスクは付け心地良し!見た目も涼しい♪
6月に入ってどんどん気温や湿度が上昇し、いよいよ梅雨や夏の訪れを感じる気候になってきました。今年は新型コロナウィルスの流行のために夏もマスクの着用が必須となりそうですが、夏のマスクはとにかく暑いですよね!
不織布のマスクは熱がこもって暑く、湿気も溜まるため長時間付けるのは辛いと感じる人はきっとたくさんいますよね。
多くの人が同じような悩みを抱えるなかで、最近は浴衣生地を使ったマスクが涼しくて快適だと話題になっているのをご存知でしょうか?
日本の伝統文化である夏の風物詩の浴衣は風を通しやすくて見た目も涼しく、マスクの素材にとてもおすすめなんです♪
今回は浴衣生地を使ったマスクの作り方をわかりやすくお伝えしていきます。まずは浴衣生地の種類について、ご紹介していきましょう。
◆関連記事:暑さ対策!ひんやり冷感マスクって?
マスクにおすすめの浴衣生地!主な素材は?
夏のマスクの暑さ対策に注目されている浴衣生地ですが、実は浴衣は洋服と同じように様々な素材で作られていて、安価な浴衣はマスクに向かない生地が使われていることも少なくありません。
夏のマスク作りに特に向いていると考えられるおすすめの生地は「綿100%」「麻」「ポリエステル」の3種類です。3つの生地の特徴をそれぞれチェックしていきましょう!
①綿
綿素材の生地は水分を吸い込みやすく、気温が高い日や湿度が高い日に汗をかいてしまっても湿気がこもりにくいという特徴があります。また適度に風も通すため涼しさも感じられる素材になっています。
夏のTシャツやポロシャツなども綿100%素材のものは肌馴染みが良くて気持ちいいですよね。綿はなめらかな手触りなので敏感肌やアレルギー体質の人でもかぶれなどが起こりにくいのも魅力的♡
綿の浴衣生地を使ったマスクは小さな子供でも不快感が少なく、とても使いやすいと評判のようです。
②麻
麻素材の生地も天然素材で浴衣ではとても人気がある生地ですね。麻は手触りがサラリとしていて肌に吸い付きにくく、とても風通しが良い素材になります。
綿と麻を比べると綿の方がいくぶん柔らかさはありますが、麻の方が軽やかに風を通しますね。
また速乾性素材で汗に濡れてもすぐに乾き、湿気が内側にこもってしまうこともありませんので、マスクの素材に使うと長時間着用してもストレスを感じにくいのが特徴です。
洗濯をすると少しシワになりやすいですが、夏のマスクの材料に麻の浴衣の生地を使うのはとても良いアイデアと言えます。
➂ポリエステル
ポリエステルの浴衣は比較的リーズナブルな浴衣の材料として使われています。ポリエステルはシワになりにくく、速乾性があって汚れが付きにくいという特徴があります。
また適度に風通しもよく、肌に触れた時にヒンヤリと冷たく感じられるのも大きなポイントになります。ネット通販などで販売されている冷感マスクなどはポリエステル素材が使用されていることも多いようですね。
繰り返し洗濯しても傷みにくい強い素材の生地なので、日常使いに最適なマスクを作ることができますよ!
◆関連記事:蒸れないマスクを選ぶポイントは?
浴衣生地で手作りマスクの作り方
ではここからはさっそく浴衣生地を使った手作りマスクの作り方をご紹介していきたいと思います!
現在youtubeでは浴衣で作るマスクの手作り方法がとてもたくさん公開されています。今回はその中からプリーツタイプのマスクと立体タイプのマスクの作り方を詳しく解説している動画をご紹介します。
浴衣生地を使ったマスクは最初は手作りをするのが難しく感じるかもしれませんが、慣れれば意外と簡単に短時間で作れるようになりますので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください♪
プリーツタイプ
まずはプリーツタイプの浴衣生地のマスクの作り方をご紹介します!こちらの動画では縦22センチ×横22センチの綿100%の浴衣の端切れを表に使用し、裏には同じ大きさのガーゼを使用しています。
まずは表布と裏布の上端をそれぞれ折ってアイロンで折り目をつけ、2枚の布を中表に合わせて待ち針で仮り留めし、上端以外の3辺をミシンで縫いあわせます。
縫い終わったら縫い代部分を割ってアイロンを丁寧にかけ、布をひっくり返してもう一度アイロンをかけておきましょう。
次にタックを折ってプリーツ部分を作り、アイロンで形を整えて待ち針で仮り留めし、待ち針を縫わないように注意しながら両端にミシンをかけ、ゴムを付けます。
最後に紙のクラフトバンドを適当な大きさにカットして表布の上部に挟み込めば浴衣生地を使ったプリーツマスクの完成です♪
ちょっと浴衣やガーゼの生地が薄いなと感じる時は、1枚当て布などをしてからマスクをすると安心感がありますので試してみてくださいね。