学園友情・恋愛物語。青春がギュっと詰まったナッキー率いる「悪たれ団」には、多くの読者が憧れました。現在も大人になったナッキー達の物語が紡がれています。
『あさきゆめみし』(1979~)
麗しの光源氏を取り巻く平安時代の恋愛模様を描いた「あさきゆめみし」。この作品で古文が得意になったという人もいたほどの人気作です。
【1980年代】エンタメ感があふれる名作の少女漫画10選!
80年代になると少女漫画にもハードボイルドなストーリーや、ラブコメディなどエンタメ感あふれる作品が増えてきます。
特にBANANA FISHは2018年にテレビアニメ化され、今注目のアーティストKing Gnuが主題歌を歌うなど、30年以上たった今も注目され続けています。
『いつもポケットにショパン』(1980~)
幼い二人から大人になるまで、ピアノを通して苦悩と成長を描いた名作。朝ドラ「半分、青い。」で主人公の楡野鈴愛が「いつもポケットにショパン」を読んでいたことで再注目されました。
『有閑倶楽部』(1981~)
日本の支配階級に座すトップ中のトップのご子息・ご令嬢が巻き起こす、ドタバタ学園コメディ。巻き起こる事件も破格のスケールで、読み終わった後の爽快感ならお墨付きです。
『エイリアン通り』(1981~)
アメリカを舞台にした、おしゃれなLAライフを描いた作品です。超美形の青年シャルルはなんと石油相のご子息という、なかなかの設定。巻き起こる事件や、LAの空気感が魅力たっぷりに描かれます。
『ときめきトゥナイト』(1982~)
魔界からやってきた一家が巻き起こす、ロマンチック学園ラブコメディ。80年代のリボンといえば「ときめきトゥナイト」というくらい、当時の「りぼん」を代表する作品です。