女の子同士の双子の場合、やはりおそろい感を出したいという人は多いですよね。
女の子の名前は男の子の名前に比べて、比較的自由度が高いです。だからこそ、迷ってしまうという人もいるでしょう。
そんなときに使える方法をご紹介しましょう。
季節を意識した漢字で可愛らしく♡
女の子の名前は、季節を意識したものがオススメ。男の子に比べて、女の子の名前には、季節の花や天候、季節名そのものを取り入れてもおかしくないからです。
例えば、春生まれなら「桜」という植物名が使えますし、秋生まれなら「秋」という季節名そのものが使えますね。
双子の名前の事例
女の子同士の双子の名前には、以下のような名前があります。
◆咲良(サクラ)・美桜(ミオ)
◆千秋(チアキ)・秋穂(アキホ)
◆美雪(ミユキ)・小雪(コユキ)
◆夏希(ナツキ)・舞夏(マイカ)
いかがでしょうか?それぞれ、同じ季節を思い浮かべる名前ですよね。
もちろん、季節にこだわる必要はなく、「華(ハナ)・愛(アイ)」「花梨(かりん)・花音(かのん)」など、響きで統一感を出したり、季節に関係なく漢字で統一感を出す方法もあります。
同じ愛称は避ける!双子の名前をつけるときの注意点
双子の名付けだと、1人の名付けとは違った大変さがありますよね。
ここでは、双子の名前をつける際に気をつけるべき注意点をピックアップします。
同じ愛称になる名前は避ける
日常生活の中で子供のことを呼ぶ際、本名ではなく愛称で呼んでいるという人は多いでしょう。同じ呼び方で呼ばれると、どちらのことを呼んでいるのか分かりませんよね。
また、子供が幼稚園や保育園、小学校と成長していくにつれ、愛称で呼び合うような仲の良い友達もできるでしょう。
大抵の双子が同じ幼稚園・保育園から小学校、中学校で過ごします。園や学校という限られた世界で、同じ愛称で呼ばれるようになるのは避けたいですよね。
名前の最初の音が同じだと、愛称も同じになりやすい傾向があります。例えば「マサキ」と「マサト」ならどちらも「まーくん」と呼ばれやすいですし、「サクラ」と「サツキ」も「さっちゃん」でしょう。
子供が混乱するとまではいかなくても、ややこしくなってしまいます。家庭内だけなら親や祖父母が本名を呼ぶようにすればいいだけですが、お友達となるとそこまで強制はできませんよね。
愛称で呼ばれるような幼い時期を共に過ごす双子ですから、共通の友達もできるでしょうし、呼び名によって混同されるような事態は避けた方が無難でしょう。
難しすぎる・珍しすぎる名前をつけない
双子にだけ言えることではありませんが、いわゆるキラキラネームは避けた方が無難とされていますよね。
双子の場合、片方の名前は読めても、もう片方の名前は難読というケースが多々あります。これは、双子の名前に統一感を持たせるために、親が頭をひねりすぎた結果であることがほとんどです。
難読な名前や珍しい名前をつけられた子供で、自分の名前を嫌うケースは多いものです。さらに、一番身近な双子の兄弟や姉妹が普通の名前だと、嫌悪感や羞恥心はより強くなってしまうでしょう。
こだわりがあるのは良いのですが、名前として読めなかったり、読み間違われやすい名前は避けましょう。
無理矢理そろえない
双子の名付けということで、「おそろい感を出せる名前を!」と意気込む人も多いです。
しかし、双子だからといって無理に名前を必要はありません。絶対的な決まりでもありませんし、子供それぞれに良い名前をつけることの方が大事です。
双子だからといって、おそろい感にあまりとらわれすぎないようにしましょう。
愛情たっぷりの名前を付けましょう
いかがでしたか?
双子の名づけは、1人の子供の名づけより難しいもの。しかし、逆に、バランスを考えなくてはならない分、選べる名前の選択肢が少なくなるとも考えられます。
同性同士の双子でも異性同士の双子でも、双子というだけでおそろい感を出したいと思う親も多いでしょう。おそろいの名前の方が仲良く育ってくれそうですし、大人になってからの絆も強そうですよね。
ですが、双子といえど、それぞれに性格も興味の対象も、将来も違います。まったく別の人格なのですから、あまりおそろい感にとらわれないようにしましょう。
性別がどうであろうと、双子であろうとなかろうと、大事な子供であることに変わりはないのですから、それぞれが胸を張って生きられるような、一生使える価値ある名前をつけてあげましょうね。