静岡県の方言はかわいくて面白い!
あなたは今、静岡弁が密かなブームを呼んでいる事はご存知ですか?SNS等でもとってもかわいいと評判なんです。そこで今回は標準語に似て親しみやすい静岡弁について、かわいいものと面白いものとに分けていくつか厳選してご紹介します。
基本的に静岡弁のイントネーションは標準語と共通点が多いのが特徴です。しかし地域によっては、意味を知っていなければさっぱりわからないような言葉も存在します。
そしてアクセントも標準語に近いので、静岡県以外の人でも真似して使ってみることができるのが人気の理由にもなっています。
それではランキングに移りましょう!気に入ったものがあればぜひ真似して使ってみてくださいね。また知識として覚えておくと、話題の種にもなるでしょう。
◆関連記事:かわいい方言ランキングをチェック!
かわいい静岡県の方言ランキング10選
まずはかわいい静岡弁のランキングから!
特に女の子にはぜひ真似して使っていただきたいですね。
①いくら?
「いくら?」→「いくよね?」
まず1つ目にご紹介するのは、「いくら?」です。「そんなの静岡県以外でも使うよ!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、静岡弁での「いくら?」は少々意味が違うんです。
静岡県以外では、主に金額のことを尋ねるときに使う言葉ですが、静岡弁では金額以外のことを指して使われます。例えば静岡弁で「今日いくら?」と尋ねると、それは「今日いくよね?」という意味になります。
同じ言葉でイントネーションもアクセントも同じなので、静岡県以外の人が突然こう尋ねられると驚いてしまうかも知れませんね!ぜひ覚えておいてください。
②うちっち
「うんちっち」→「自宅」
次にご紹介するのは「うちっち」です。これは響きや、文脈から何となく意味は推測することができるかもしれませんね。静岡県で「うちっち」は「自宅」という意味を指します。「うちっちは狭い」などという使われ方がされます。
静岡県以外でも自宅のことを「うちんち」と言ったりしますよね。色によって微妙にニュアンスが異なるのが方言の面白さです。この言葉は使う機会も多いので、ぜひ真似してみてください。
③くすがる
「くすがる」→「刺さる」
次にご紹介するのは「くすがる」です。言葉の響きから「くすぐったい」と言う意味と早とちりしてしまう人も多いので、注意が必要な言葉です。
静岡弁で「くすがる」とは、標準語では主に「刺さる」という意味になります。「すいばりが手のひらにくすがった」という使い方がされます。
④がとー
「がとー」→「沢山」
次にご紹介するのは「がとー」です。静岡県以外の方言でこの「がとー」が、「ありがとう」という感謝の気持ちを表す言葉であることから、静岡弁でも「ありがとう」を指す言葉と勘違いされがちですが、全く違う言葉なので注意してください。
静岡弁における「がとー」は、お礼の言葉ではなく「沢山」という意味になります。「がとーちょうだい」と言うと、「沢山ちょうだい」という意味になります。
⑤しょろしょろ
「しょろしょろ」→「のろのろ」
次にご紹介するのは「しょろしょろ」です。言葉の響きから水が少しだけ出ている状態を指した言葉のようですが、そうではありません。
この「しょろしょろ」という言葉は、標準語では「のろのろ」という意味になります。「しょろしょろするな」と言えば、「のろのろするな」という意味になります。
響きの可愛さに比べて、少々乱暴な意味の言葉になるので、使い方には充分注意してください。
⑥あんもー
「あんもー」→「おもち」
次にご紹介するのは「あんもー」です。初めて聞いたときには、感嘆語かなにかなのかと困惑してしまいますが、きちんとした意味のある言葉です。
この「あんもー」は標準語で「おもち」のことです。聞いてみれば確かにって思う言葉ですよね。「おもち」よりも、響きが子供っぽくて可愛らしいので、静岡弁が人気になる理由もわかる気がしますね!