派遣の給料だけでは厳しい!ダブルワークや副業はできるの?

派遣の給料だけでは厳しい!ダブルワークや副業はできるの?

新しい働き方として需要のある派遣社員ですが、 働く側にも雇う側にも様々なメリットがある非常に魅力的にな働き方です。 しかし、派遣社員の多くが給料の少なさに悩んでいるのも事実。 派遣社員はダブルワークや副業は可能なのでしょうか?詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.派遣社員はダブルワークや副業はできるの?
  2. 2.内緒でダブルワークをして万が一バレたらどうなる?
  3. 3.派遣社員がダブルワークをするメリット・デメリット
  4. 4.ダブルワークや副業におすすめの職業3選
  5. 5.まとめ

派遣社員はお給料面で悩むことも多く、ダブルワークを始めたいと思っている方もいるようですが、魅力的なダブルワークでも働くにはメリット・デメリットがあります。

派遣社員がダブルワークをするメリット・デメリットについて解説します。
 

【メリット】収入が増える

もともとの自由が効く分、収入が少なくなりがちな派遣社員なので、収入を増やしたいからダブルワークを始めたいという人が多いはずです。

派遣社員がダブルワークをするメリットとしては、当然今までより収入が増えるということでしょう。

収入が増えれば、生活も安定しますよね。何をするにもお金が必要になるものなので、やりたいことや、欲しい物を買うこともできます。貯蓄もできるようになるでしょう。そこが派遣社員がダブルワークをする最大のメリットと言えそうです。

【メリット】他職種の経験を得られる

収入だけでなく、他の職種の経験を得られるのは、派遣社員がダブルワークをするメリットの一つです。

ダブルワークでは自分のスキルを生かして、今までチャレンジしたかった職種に挑戦してみても◎。何事も経験することは大切ですよね。いろいろな職種の経験があれば、派遣という本業に活かすこともできそうです。

また、やってみたら今まで気が付かなかったけど、自分にぴったりの職種が見つかったり…新しい発見もあるでしょう。

【メリット】リフレッシュできる

ダブルワークをすることで、気分がリフレッシュできるという派遣社員もいるようです。他の仕事をすることで、新鮮さを感じることもあるのではないでしょうか。

また、派遣社員の仕事で失敗があっても、ダブルワークの方の副業に取り組むことで、本業での失敗に囚われすぎないというメリットもあります。

なにかに没頭することで、余計なことを考えなくても良いという人もいます。その点も派遣社員がダブルワークをするメリットと言えそうです。

【デメリット】自分の時間が減る

派遣社員がダブルワークをする一番のデメリットは、自分の時間が減るということです。ダブルワークをするということは、もちろん新たに仕事を増やすということですから、「仕事」という時間が増えるものです。

本業で派遣社員として働いているところに、ダブルワークで副業をすれば、家庭や趣味などに時間をさくことが今までより難しくなるでしょう。それを楽しめるかどうかというのもポイントになりそうですよね。仕事をしなければ…という義務感を感じてしまったら、続けるのは難しいかもしれません。

派遣社員として働く時間の他に、プライベートと仕事のバランスや、仕事を気持ちよく楽しめるかなどを考慮してダブルワークの全体像を考えた方が長続きするでしょう。

【デメリット】年末調整

ダブルワークのデメリットとしては、年末調整という手間がめんどくさいという部分もあります。派遣社員として働いているだけなら、会社が代理で年末調整をしてくれるので、別に確定申告をする必要がありません。

しかし、ダブルワークで副業を持つと、会社からの年末調整の他に自分で確定申告をしなければなりません。確定申告の時期には、申告書を自分で作成して、税務署に申告をする必要がありますので、ひと手間かかります。

ダブルワークが初めてで手続きに慣れていない人は、特に面倒と感じるでしょう。最初はわからないことも多いかもしれません。慣れてくれば年に一度のことなので、それほど苦にならない人もいます。

【デメリット】社会保険や雇用保険

あまり知られていないことかもしれませんが、派遣社員がダブルワークをするときに注意が必要なのが社会保険や雇用保険についてです。

派遣社員でも、条件を満たしている場合は、雇用保険や社会保険に加入することができるでしょう。しかし、ダブルワークをしている派遣社員の場合、本業か副業かどちらかの保険しか加入できません。

その場合、雇用保険については多く給与をもらっている会社で加入する方が、失業手当や労災がおりた際に金額が高くなります。そのあたりを考慮して雇用保険を選ぶ必要があります。

しかし、社会保険については、雇用保険のようにどちらかの会社で加入すればよいというわけではなく、社会保険の加入条件を満たした場合は、自分で「健康保険・厚生年金保険所属選択・二以上事業所勤務届」というものを作成して、健康保険組合や年金事務所等に提出が必要になります。

届け出することで、本業と副業の双方の給与から社会保険などの保険料を天引きしてもらいます。

社会保険や雇用保険について少し複雑になるので、注意が必要です。よく調べた方が良いでしょう。

ダブルワークや副業におすすめの職業3選

「ダブルワークや副業を始めたいけどどんな仕事が良いのかわからない」「本職に影響がなくて稼げる仕事がしたい」という人もいるのではないでしょうか。

そこで、比較的始めやすいおすすめの職業を3つご紹介しますので仕事選びの参考にしてみてください。

クラウドソーシング

在宅で自分の特技や趣味を活かせる仕事として人気のクラウドソーシングは本職に影響も出にくいので副業としてかなりおすすめです。

データ入力や記事作成、アンケート回答など募集されている仕事は様々なので必ず自分に合う仕事が見つけられます。

また、クラウドソーシングで得た収入は所得として扱われるのでPCや電気代、ソフト購入費などを経費を引いた金額が20万円を超えなければ確定申告の必要がありません。

​​​​​​​確定申告が必要ない金額でうまく調節できるとバレる可能性はほとんどないので安心して副業ができます。

単発アルバイト

土日祝日などに行われるイベントのスタッフなどその場限りの単発アルバイトは時給が良いので急な出費ですぐにお金が必要という人におすすめです。

アルバイトなので年20万円以上稼いでしまうと確定申告しなければいけませんが、月に1〜2回であればどんなに時給がよくても20万円を超えることはほとんどありません。

また、普段の仕事とは違う内容なので気分転換になったり、次の仕事の参考にもなります。

単発アルバイトで気をつけてほしいのは深夜帯のアルバイトになると翌日の仕事に影響が出てしまうこともあるので、本職の前日などは遅い時間のバイトを入れないようにしましょう。

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まとめ

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