企業内保育所ってどんなところ？実際に働く保育士がやりがい・給料事情までご紹介します！

一番のメリットは、少人数制のところではないでしょうか。企業内保育所では対象となる子どもたちが少ないので落ち着いて保育できるし、時間が無くてバタバタと過ごすことはありません。お昼休みもしっかり取れるし、書類書きや制作の準備も休憩時間にできるので、仕事を家に持ち帰ることはありません。

また、早出の場合は16時過ぎには仕事を終えることができるのでプライベートも充実できます。企業内保育所は特に、縦割り保育や小規模保育に興味がある方にはピッタリの職場だと思います。

大きなお子さんが赤ちゃんのお世話をする、縦割り保育ならではの光景がよく見られたり、少人数なので1人のお子さんと時間を掛けてじっくりと向き合うこともできます。

お子さんはよく体調を崩します。お熱が出たり、アレルギー反応が出たりとその症状はさまざまです。企業内保育所だと、すぐ近くに保護者の方がいるので、何かあった時はお電話をして、すぐにお迎えに来ていただけたり、様子を見に来ていただけます。

保護者の方も、子どもたちの様子をすぐに見に行けるので安心して働けるというお声をいただいています。時には仕事中に、散歩に出かける我が子に遭遇することも。子どもが「ママ頑張ってね！」と声を掛けるとお母さんはとても喜んでくれますよ。

大きな病院だと年間365日24時間体制のところがありますが、それに合わせて保育所も空いている場合が多いです。土日はもちろん、お盆やお正月も保育の依頼がある限りお休みがありません。月に数回夜勤の希望も受けているので、希望があれば夜勤もあります。

ですがその分、世間が仕事のときに休めたりはするので、人が少ない観光地を満喫することができます。

企業内保育所は、通常の認可保育所と比べて行事が少なかったり、クラスの担任などが無いのでもし認可保育所に転職をしようとしても、経験の浅さから、なかなか就職が決まらない可能性があります。

また、認可保育所に転職できても、自分自身がその違いに戸惑い、辛いと感じることもあるかもしれません。そのため、新卒で最初の就職先を企業内保育所にすることは個人的におすすめできません。最初は認可保育所でしっかり経験して勉強をすることをおすすめします。

新しい仕事をはじめるとき、お給料も気になりますよね。ここでは企業内保育所のお給料やボーナスについてお話したいと思います。

企業内保育所のお給料は、その企業の給与形態に基づきしっかり支払われます。私はパート勤務なので、時給1000円です。転職する前にいろいろな転職サイトで検索をしていたところ、この時給1000円は比較的高いほうでした。

また、働き始めて1年経過するにつれて10円UPしています。たったの10円ですが昇給制度はうれしいです。さらに、夜勤や元旦に勤務をすると追加のお給料を貰えるので、稼ぎたい月は夜勤も希望して働いています。

パート勤務でも、ボーナスの日に少しだけ頂けました。企業内保育所勤務だと、その企業の売り上げに応じて、ボーナスをもらえる保育園も多いようです。

このことは企業内保育所に応募した際、募集要項に記載がなかったのでボーナスを頂けた時はすごく嬉しかったです。私は主人に秘密で、ボーナスをもらえたときには贅沢ランチに行って楽しんでいます。

1年に2回、企業が計画をしているビアガーデンと忘年会は高級ホテルで行います。こちらは企業が代金を支払ってくれるので、参加する私達は無料です。

企業内保育所でも病院勤務だとこういった特典があるとよく聞きます。

実際に企業内保育所で働きたいと思ったとき、どのような資格が必要なのでしょうか？ここでは、企業内保育所で働くための資格・持っていると便利な資格について見てみましょう。